日本でもAirTag類の手荷物預け入れが可能に
最近ルフトハンザがAirTag禁止なのか否かとかでいろいろ話題になっていたが、実はトラッキングデバイス(いわゆるAirTag類)を含むリチウム電池もしくはリチウムイオン電池を使用している機器は危険物の扱いとなるため航空機へ預け入れる際は電源を切らないといけなかった。
実際には電源を入れたままの預け入れはIATAでは結構前に承認されていてICAOもようやく今年4月に承認することとなり、各国で正式に電源を入れたままの預け入れが可能になる流れとなっている。
そもそも国によって法律が違ったりするので承認前から電源を入れたままの預け入れを認めている航空会社もそこそこあった。もしくは正式に認めていなくても明示的に禁止と案内していない会社が多かった(黙認状態)
日本でも危険物は航空法の管轄となり国交省が規則を定めている。
以前報道にも出ており4月中旬には解禁とされていたがその後音沙汰のない状態であった。(実は4/24にひっそりとこの件に関する告示はされていた)
そして、JALが最近手荷物に関する案内サイトを更新して電源を入れた状態のトラッキングデバイスの預け入れを可能とすることを明示したため青組の私は早速ANAに問い合わせた。
その結果どうやら6/1から規則が変わっていたらしくANAも6/1からJALと同様の扱いになっていたらしい。
ちなみにANAのサイトは最新情報の更新が遅いことに定評がある(独自調べ)ため6/5 19時時点でも案内サイトでは電源を切れと書いてある。
なおこの規則は基本的には国交省が定めているものなので恐らくスカイマークやソラシドエア等、他の国内航空会社も6/1から同じ扱いに変わっていると思われる。
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