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創作の空

歴史物語を書こうとすると、事件の日の夜空の表現をする時に途方に暮れることがあります。
「月は出ているの?」「月の形は?」などなど・・・・・・・
いや、日本の場合は旧暦だと太陰暦ですから、日付を見れば月の満ち欠けは分かります。
でも、この時刻の月の高さは?日の入りの時間は?と疑問が湧いてきて、どう表現しようかと困惑することになります。

ところが、今はこう言うものがあります。

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西暦年数と日付(ユリウス暦)、時刻を入力すると、その日の太陽や夜空の動きが全て追跡できます。

実は同じソフトのWindows7対応版(Ver.幾つか忘れました)を持っていたのですがどこに仕舞い込んだか不明で、でも値段も安くないし・・・・・・

購入に足踏みしていましたが、やっと入手。

天体観測者

購入してみると、これは必須ソフトだったかなぁ、と感じたりして。

例えば「長徳の変」の上皇暗殺未遂事件の夜。
長徳二年1月16日は当然満月の翌日ですが、ユリウス暦では西暦996年2月7日。
日没は5時24分、月は既に出ていて5時丁度くらいに東の空に姿を現しています。
月が南中するのが夜中の零時、月が沈む前の6時30分に日の出。

ウーム、こんなに具体的に簡単に調べられて、便利を越えています。
なんかワクワクしてきました!

天文観測


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