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世界名作劇場

今からちょうど40年前。
一人暮らしを始めたばかりの朝。
当時は目が覚める時計代わりにテレビを点けていましたが、そこで放送されていたのが「赤毛のアン」でした。
再放送でしたが、かねがね成田美奈子さんや川原由美子さんが紙上で激賞していたので(ローマ字でこっそり余白に書いていたのですw)、見たいと思っていました。
なんて恵まれた朝!なんて喜んだものです(^▽^)

ところが、そんな余裕の感想を言ってられるのは見始めるまで。
すぐに夢中になってしまい、朝起きるのが楽しみなくらいに。
本来なら1週間かけてある程度熱が落ち着くのが、再放送だと毎朝刺激を受けるのでのめり込んでいきます・・・・・

途中から見始めたので、終わりまで2ヶ月とかかりませんでした。
でも最終回を見終わると放心状態に・・・・
村岡花子さんが翻訳された「赤毛のアン」シリーズを買いそろえてしまうのにそれからそんなにかからなかったかな?
ただ当時はアマゾンないから、本屋になければ注文しなければならなかったから、どうだったでしょう?

記録を調べると、その年の「世界名作劇場」は「牧場の少女カトリ」だったようですが、見ていません。
ただ、次のシリーズ「小公女セーラ」は見ました。

たしか、「赤毛のアン」シリーズを読み終わった余勢でバーネットの「小公子」「小公女」「秘密の花園」と既に読んでいたはず。
ですが原作以上に過酷な運命に「見ていられない・・・・(/_;)」なんて耐えながら見たものです・・・・・

「世界名作劇場」シリーズといえば「アルプスの少女ハイジ」「フランダースの犬」「あらいぐまラスカル」がもっとも知名度高いらしいですが、個人的には縁がなかったです。

「フランダースの犬」は幼少期に読んだ本の挿絵が耳の立った和犬仕様で、アニメの絵を見て「変なの」(実際にはアニメのほうが正しい)と思ったのは覚えていますし・・・・

「母をたずねて三千里」が始まる前に「立体アニメ」として立体メガネが配られていたような記憶・・・・・
結局、見ませんでしたが。

あと記憶に残っているのは「愛の若草物語」です。
これはエリザベス・テーラーの映画「若草物語」を母が好きだったので、映画のテレビ放送時に一緒に見たのを覚えていますし、その後、原作を読んでもいます。
原作は「続・若草物語」までは読んだと思うのですが、「第三若草物語」になると急にページを読む手が進まなくなり、何度も挫折しています。

調べると6年後に「若草物語ナンとジョー先生」というのも放送されているんですね。
これで見てみたいなぁ・・・・・

Wikipediaによると地上波での「世界名作劇場」は96年~97年のシーズンで終了しています。
「名犬ラッシー」が低視聴率のために打ち切り。
後半を「家なき子レミ」が埋めて、終了・・・・・・

個人的には帝劇で「レ・ミゼラブル」を14回観たもっとも暑かった夏(気温のことじゃなくて)(さらに博多座で3回追加w)にコゼットがアニメ化されている話は聞いていたので、継続しているものだと思い込んでいましたが、20世紀の間に終わっていたんですね。

何年も前にwowowで放映された「赤毛のアン」はBlu-rayで保存していますが、若草物語の2編は見てみたいなぁ。
「小公女セーラ」も見たいけど、耐えられる自信がないかも(;゚ロ゚)

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