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客室乗務員(CA)転身ビジネス

コロナの打撃を受けた業界のひとつに、エアラインがあります。
国が支えるから大丈夫という説もあるのですが、固定費が高いビジネスモデルであるため、ある程度の人員削減は覚悟しなければならないでしょう。
エアラインの従業員といえば、私は真っ先に客室乗務員(CA)を思い浮かべます。早くから目標を持ち、難関を突破して就職した人材で、優秀で且つ多大な努力をしてそこに到達したに違いありません。
そんな人材が人員削減の被害者になるというのは不条理だとしか思えません。
そこで、今回、客室乗務員(CA)が転身できるビジネスを考えてみることにしました。

1.客室乗務員(CA)の従来の転職先

転職サイトなどを調べてみると、客室乗務員(CA)の既存の転職先としては以下のようなものがあります。

・エアライン講師
・マナー講師
・営業職
・秘書
・通訳
・起業して社長業

しかし、コロナにより時代は変革期を迎えています。
このような従来の枠ではなく、もっと活躍できるフィールドはないものでしょうか。
まず、客室乗務員(CA)のスキル・特長を見てみましょう。

2.客室乗務員(CA)のスキル・特長

私は国内海外出張が多く、旅行を含めて17か国を訪問するなど、航空便を利用する機会の多い人生を歩んできました。その経験と、この記事を書くにあたって行った調査の結果、客室乗務員(CA)のスキル・特長は以下のようなものがあると考えています。

・地頭が良く知的レベルが高い
・英語力が高い
・コミュニケーション力が高い
・視野が広い
・気づかいができ接客力が高い
・上品な所作
・体力がある
・メンタルが強い
・努力家が多い
・美人が多い

こうやって列挙してみると、かなり、スペシャルな人材ですね。
転職するにしても、中途採用などで営業職や秘書などに従事するのはもったいないと感じます。
そこで、これらのスキル・特長を組み合わせて実現できるビジネスを考えてみました。

3.客室乗務員(CA)のスキル・特長を活かして実現できるビジネス

この記事では、詳細までは踏み込まずに、いくつかのアイデアを概要レベルで記載していきます。もし「スキ」をたくさんいただけるようなら詳細は別記事にまとめたいと思っています。

ビジネス概要①「元CAによるオンラインビジネス基礎研修」
・企業向けオンライン研修サービスの運営
・スタッフの多くは元CA(前述のスキル・特長を保有する人材)
・研修内容→基礎的エチケットやマナー、視野を広げるトレーニング、CAのクレームと対処事例紹介、元CAで営業職転職者による営業力強化ノウハウ紹介など(コンテンツは時流やニーズに応じて変化していくが「元CA」と紐づけるサービスにこだわる)
・差別化ポイント→男性主体の企業はまだまだ多くあり、平均的な男性はやはり同じサービスを受けられるなら「元CA」や上品な所作であったり美人な方からサービスを受けたいと感じるものである(そんなのセクハラだ!という意見もあるかもしれないが、これはずっと続いている事実。受け入れる方がビジネス的にはベター。YouTubeに「元CA・・・」というのがいくつかあるが、注目を集める肩書だということはここでもある程度証明されている)。

ビジネス概要②「元CAによるオンライン語学学習コーチング」
・企業・個人向けオンライン語学学習コーチングサービスの運営
・スタッフの多くは元CA(高めの語学力)
・短時間で効率的に語学を習得できるノウハウを元CAの知見を集約して確立し、サービスとして提供する
・週1~3回程度のレッスン+レッスンの無い日は宿題提出という構成とし、宿題にはコメントを動画で返すなどの付加価値をつけて継続的に学習できる仕組みをつくる。
・TOEICや英検などの試験対策個別相談も別途サービスとして提供する。
・外国人講師には無い、日本人向けの学習ノウハウや日本人ならではの悩みを理解した上での指導(その場限りではなく連続性をもった指導=コーチング)を提供する。たとえば英語で会話しながら途中で日本語で「日本人には違和感があるけど、こう言った方が英語的にはベターですよ」などの指摘をできる。
・差別化ポイント→平均的男性像はやはり同じサービスを受けられるなら「元CA」や美人であったり上品な方からサービスを受けたいと感じるものである。また、実際に一定レベルの語学力に到達した「学習者としての」ノウハウを集積し効率的な学習体系を作ることができる(既存の英語レッスンは効率的学習体系が確立しているようには見えない)。

ビジネス概要③「元CAによるSNSマーケティング」
このアイデアは抽象的となってしまうが・・・
・ウェブマーケティング会社などとアライアンスを組んで、営業代行ビジネスを行う。
・SNSマーケティングは今後伸びていく業界なので、そこに「元CA」のスキルと特長を絡めていく。
・YouTubeやInstagramを活用する。
・マーケティング会社に転職したCAを中心に人材を集める。

4.おわりに

本記事をご覧いただきありがとうございます。
今回は、マーケット調査やマーケティング手法や収支計画への落とし込みなどまでは行っておらず、表面的なアイデアにとどまってしまいましたが、それを承知で、努力して来た有能な人たちが苦境に立たされるという不条理を「どげんかせんといかん!」という思いが強かったので、記事としてリリースしました。
さらにアイデアが出てきた場合は、本記事のアップデートも含め、記事をアップしていきたいと思います。少しでもヒントになればと思います。

<YouTube>
https://youtu.be/IRJpJhDYFWU

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