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群れ研究所 解散に添えて

今月をもって群れ研究所が解散になるそうです。

群れとは何か、いろんな定義がありますけど、やっぱり「目標」みたいなやつが大事だよな、と個人的には思っています。

群れ研では昔から一貫して、伊予柑さんを群れの長として推してました。

そんな伊予柑さんが、ついに腹をくくりました。

おめでとうございます。

こうして群れ研は役割を終え、解散することになりました。

群れ研の役割とはなんだったのか? そんなこと知りません。ただ、地元が変われば、そこに暮らす人も変わる。そうやって世の中は移ろいゆくものなのでしょう。

前にも言ったと思うけど、私はとにかく終わらせるのが苦手です。継続するのは平気ですが、止めるのは難しい。ソシャゲを自分で止めるよりサービス終了する方がだいたい早い。だから、きちんと機を見て終止符を打てる所長は偉いなぁ、と思いました。

スラム街のように曖昧な土地に集まった身寄りのない者たちが、お互いを守るために何となく身を寄せあって、虚勢をはって強く見せるためにはじめた「研究」は、中身が大事なわけではありませんでした。そうやって口実を作って群れることこそが身を守るための一番の目的でした。

そんな土地の支配者が新たな秩序を作ることによって、私たちは虚勢をはる必要がなくなったのでしょう。もしくは、新たな新天地へと旅立つだけの十分な準備が整ったのかもしれません。みなが、それぞれの道を歩みだすのです。

でも、それは決して永遠の別れを意味するものではありません。私たちはこの群れ研究所で一緒に過ごした仲間であり、ここはいつでも帰ってこれる故郷になったのです。それぞれが進んだ道の先でワンダフルな存在になって、また戻ってきたときには、スーパーワンダフル群れ研にパワーアップすることでしょう。だから、その日を楽しみに。

行ってきます。そして、行ってらっしゃい。

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