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群れと認知の健康

私の最近の関心を簡単に3分で話せるようにまとめます。

私が目指す社会は、人々が健康になって、一人ひとりが自分の能力を最大限に発揮できる場所です。ここでいう健康というのは、肉体的な健康だけでなく、精神的な健康、そして社会的な健康も含みます。これはWHOによる健康の定義ですが、現代社会では精神的や社会的な健康が、まだまだないがしろにされていると感じます。

精神的健康と聞くと、うつ病や精神障害などを思い浮かべるかもしれませんが、実際はもっと幅広いものです。パワハラやセクハラに代表されるハラスメント問題、対人関係におけるすれ違いや、ミスコミュニケーションによるストレスなども関わってきます。相手の立場を想像する、多様性に寛容になる、といった心の在り方、認知こそが精神的健康には重要です。

もう一つ、社会的健康というのは、みなさん何を思い浮かべるでしょうか。安心安全な街づくりではありません。これは、自分にあった適切なコミュニティ、群れに所属する、ということです。自分の居場所、仲間に迎え入れてもらえる環境、心理的安全性の担保された空間を持つことです。それも1つではなく複数の群れに所属していると、より良いです。

精神的にも社会的にも健康な人は、人脈があって、話も面白く、魅力的に見えることが多いです。そして、これらの健康は異業種が交流する新規事業開発、オープンイノベーションにおいても重要な要素です。健康であればこそ、新しい価値の組み合わせを発見し、新事業を創造していくことができます。

では、どうしたら精神的・社会的健康を増進させることができるでしょう。その第一歩が、自分の住む世界の外に出ることだと思います。自分の見える範囲は明るくて安心ですが、外には自分の知らないくらがりが広がっています。しかし、そのくらがりに飛び込んで、自分の行動範囲を広げることこそが、健康を増進させることだと思います。

そこで私は、自分の知らない業界について知るためのインタビューを始めました。いろんな人から話を聞いて、自分の視野を広げ、そして周りの皆さんの松明となれたらいいなと思っています。よろしくお願いいたします。

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