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アニメログ|『氷菓』|🌟

こんばんは、まるみデンマークです。

観たアニメの感想を書くシリーズ、第4弾。(※備忘録です)

声フェチ、音フェチなので、それらへの言及が多めです。


作品詳細

左から、里志、奉太郎、える、摩耶花。

省エネを信条とする高校一年生、折木奉太郎は、ひょんなことから廃部寸前のクラブ「古典部」に入部することに。「古典部」で出会った好奇心旺盛なヒロイン、千反田える、中学からの腐れ縁、伊原摩耶花と福部里志。彼ら4人が神山高校を舞台に、数々の事件を推理していく青春学園ミステリ。「わたし、気になります!」奉太郎の安穏とした灰色の高校生活が、この一言で一変してしまった!!

animate Timesより

メインキャラクター

折木おれき奉太郎ほうたろう (中村悠一) - 古典部
千反田ちたんだえる (佐藤聡美) - 古典部
福部ふくべ里志さとし (阪口大助) - 古典部、手芸部、総務委員
伊原いばら摩耶花まやか (茅野かやの愛衣) - 古典部、漫画研究会
折木供恵 (雪野五月) - 奉太郎の姉
遠垣内とおがいと将司まさし (置鮎龍太郎) - 壁新聞部
入須いりす冬実 (ゆかな)
十文字じゅうもんじかほ (早見沙織) - 占い研究会
沢木口美崎 (伊瀬茉莉也) - 天文部
糸魚川いといがわ養子 (小山茉美) - 神山高校図書室司書

スタッフ

原作・構成協力:米澤穂信(角川文庫刊「古典部シリーズから」・少年エース連載)
監督:武本康弘
シリーズ構成:賀東招二
キャラクターデザイン:西屋太志
色彩設計:石田奈央美
美術監督:奥出修平
撮影監督:中上竜太
設定:唐田洋
編集:重村建吾
音響監督:鶴岡陽太
音楽:田中公平

感想


たくさん語れるほどアニメを観ている訳ではないのですが、
『氷菓』は死ぬまでに観るアニメのベスト5に入ってくる作品だと感じました。

静かで芯のある、刺さる作品。
京アニさんの絵のきれいさに衝撃を受けました。
京アニさんの作品全部観ようと思いました。

キャラクター

千反田ちたんだえる(佐藤聡美さん)、好きです。
まっすぐで毒気がなく素直な子。計算しない子。無邪気な子。天然。かわいい。
どの話も可愛いんですけど、#12〜13の文化祭を楽しむえるが特に好きです。
えるに関しても「好きな女性キャラ ベスト10」には入る。

折木おれき奉太郎ほうたろう(中村悠一さん)も好きです。
話が進むにつれ、えるの言動に引っ張られていく奉太郎に感動しました。(#18、#21)
それも悪くないと絆されていくところもいいんですよ。#19、かわいい。
影響し合っているのがいい関係だなって思います。
最終22話は、「っえ!!?」って驚かされましたね。(何回もリピートした)
あとは男と女のパワーバランスを理解してるところもいいですね。強い姉がいることが起因してるとは思いますが、逆らわない方が得策と心得ている。省エネ主義も影響して「争わないこと」を選択できている。いいですね、尻に敷かれる男性って好きです。

福部里志(阪口大助さん)、伊原摩耶花(茅野愛衣さん)もいいですね。
性格と声が完全一致です。

#22にだけ諏訪部順一さん(小成)が出演されるんですが、やはり存在感がすごい。

作画、アニメーション、音楽

いわゆる「京アニクオリティ」というのか、色味が好きなんですよ。
落ち着いた色味。作品に引き込まれるひとつの要素にはなってます。

目のキレイさ、えるの好奇心の表現、良い。

あと、推理シーンなどの独特なグラフィック表現が一線を画してますね。
小説が原作らしく、平面的な物体が動く様が素晴らしいと思いました。
なんだこれは、と衝撃でした。こんなアニメーション他にない。
スタンディングオベーション状態(全私が歓喜した)。

なんだこれは、と思ったのはそれだけじゃなくて。
#1の初「わたし、気になります!」の表現。髪の毛のところ。
それからクラシック音楽がBGMに使われたこと。

作中で使われた曲は4曲。



他の作中音楽も良いです。洗練されている。独特。世界観がすごい。

アニメーションも音楽も独創的でわたしの中で独走してます。


主題歌


OP1:「優しさの理由」ChouCho

ED1:「まどろみの約束」千反田える&井原摩耶花

OP2:「未完成ストライド」こだまさおり

ED2:「君にまつわるミステリー」千反田える&井原摩耶花



近頃ハマったアニメの曲を集めたプレイリストです♪






おまけ


OP1のChouCho「優しさの理由」は、星野源さんが好きな曲として紹介していました。

紹介されていた番組はYouTubeチャンネル『わしゃがなTV』。
こちらのチャンネルは、ライターのマフィア梶田さん、声優の中村悠一さん、作家の大川ぶくぶさんによる番組です。

ここから話は逸れますが、星野さんが出演されたこの回の趣旨は「好きな曲を紹介してモンスターを召喚しよう」というもの。
わたしは恥ずかしながらゲームに疎く知らなかったのですが、『モンスターファーム』というゲームは音楽をもとにモンスターを召喚するらしいのです。
説明下手ですので、下に貼った2つ目の動画を見てもらえればなんとなくわかるかと思います。

『わしゃがなTV』はゲーム、ゲストの私物紹介、アナログゲーム、開封動画、全国のお菓子を食べる、梶田さんが買ってきたお土産の紹介などをやっていますね。(わたしの主観)
配信内容が自分の好みど真ん中かというとそんなことないんですが、出演者が好きで見てる感じですね。
それぞれが持っている引き出しが面白いんですよね。

話は戻りまして、星野さんがChouCho「優しさの理由」を紹介している動画を貼ります。
再生ボタンを押すと該当部分から流れますので、よかったらご視聴ください♪




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最後に


以下、放火事件について触れていますので、閲覧は自己責任でお願いします。

京アニさんの作品に触れたのが今回ほぼ初めてであり、スタッフさんを調べる中で
2019年の放火事件で犠牲になられた方もいらっしゃって、悲しくなりました。
作品に注がれた愛情、熱意。作品を生み出すそれらが失われてしまったことがすごく悔しい。
「作品の中でずっと生き続けている」し、素敵な作品を生み出してくれてありがとうという思いです。だけど、こんな形で奪われたくなかったです。やりきれないです。
命ある限りアニメーションを作りたかったと思いますし、わたしたちもずっと見ていたかったです。
この事件のことを考えると無念で涙が止まらなくなります。

京都アニメーションさんの作品が大好きです。
京アニクオリティに刺激をもらっています。
これまでも、これからも、ありがとうございます。

心よりご冥福をお祈りいたします。

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