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本の感想。Kindle Unlimitedの本が多め。
たまに書く
伊坂幸太郎さんの「ホワイトラビット」をKindle Unlimitedで読みました。 Kindle Unlimitedで伊坂幸太郎作品が読めるのは嬉しい限り。 他にも何冊かあるのでKindle Unlimitedおすすめです。 特に今月は他にも日本の有名な方の小説が多数登録されていました。 今回の作品は以前に一度読みましたが、ほとんど印象に残っていなくて、今回改めて読んでみましたが、個人的にはちょっとインパクトに欠ける感じはします。 おそらく、僕が伊坂さんの本を読みすぎ
村上春樹さんの「図書館奇譚」を読みました。 2014年11月発行。 短編でページ数が少なく、また挿絵がふんだんに入っているので読みやすいです。 簡単なあらすじ主人公の少年が図書館に行って本を借りようとすると、今まで行ったことのない地下に案内される。 そして、変なおじさんに捕まって閉じ込められることに。 著者の小説に「ハードボイルドワンダーランド」という物語がありますが、ちょっとそれに近いファンタジーを感じました。 著者の小説では初期の頃に時々登場する「羊男」も出てき
ピーター・ティールさんの「ZERO to ONE」を読みました。 初版は2014年9月。 paypal創業者のピーター・ティールさんの経営哲学が書かれた本です。 イーロンマスクを率いた「ペイパル・マフィア」としても有名な方だそうです。 思考が上流すぎて僕のような凡人にはあんまり関係がないような、距離を感じるような、そんな内容の本でした。 ビジネス用語や海外の有名な企業についての注意書きが豊富にあるので、地味に勉強になりました。 前書きが熱い瀧本哲史さん(経営コンサル
Kindle Unlimitedで「詳しいことはわかりませんが、「がん」にならない方法を教えてください!」を読みました。 著者と先生の質問形式で読みやすい本でした。 がんについて色々と新しい知識を蓄えることができました。 まあ、すぐに忘れてしまうので、noteの感想に書いておきます。 気になった部分を引用がんが大きくなるには20〜30年かかる がんは自分の細胞であるため、免疫が機能しづらい 食品添加物は基本的には気にしなくていい。がんになるほど食べるのは不可能なため
南清貴さんの「40歳からは食べてはいけない病気になる食べもの」をKindle Unlimitedで読みました。 ついついタイトルに反応して読みましたが、著者の本は何冊か読んでいて、今回の内容も他の本とほぼ同じ内容という感じでした。 美味しんぼの山岡さんに説教されているような感覚で読みました 笑。 気になった部分を引用しますお菓子などの甘いものを食べるとクロム不足になる。 これが糖尿病の原因などになるとのこと。 りんごに含まれるケルセチンには強い抗がん作用がある。 果
Kindle Unlimitedで「超訳 自省録 よりよく生きる エッセンシャル版」を読みました。 2021年11月発行。 この本の内容この本は紀元2世紀に生きたローマ皇帝マルクス・アウレリウスが、就寝前に書いた「瞑想記録ノート」だそうです。 マルクス・アウレリウスは古代ギリシアのストア派最後の哲学者でもあるとのこと。 漫画のテルマエロマエや、ハリウッド映画のグラディエーターにも登場する方らしいです。 本の内容としては哲学的な内容でいわゆる自己啓発本です。 1ページ
Kindle Unlimitedで乙一さんの「シライサン」を読みました。 2019年11月発行。 簡単なあらすじとある怪談を聞くとシライサンという異様に目の大きな女に目を破裂させられて心臓発作で亡くなる。 主人公の周りの人たちが次々と目が破裂して亡くなる怪現象に遭う。その謎を追う話。 リングに似てる?物語のベースになる部分は貞子が登場するリングに似ています。 怪談を聞いた人間が呪い殺されるんですが、この小説では怪談が拡散されていきます。 シンプルに面白い話が分かりや
Kindle Unlimitedで染井為人さんの「悪い夏」を読みました。 2020年9月発行。 この小説は第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞しているそうです。 生活保護受給者、貧困なシングルマザー、ヤクザなどが登場する話です。 読んでいるとちょっと暗くなってしまう内容ですが、物語展開がどんどん加速していってとても面白い小説でした。 悪い夏というタイトルですが、登場人物がみんな悪い(負の部分があるというか)。 なんとも救いのない物語ですが、どうしても読んでしまう
プロ奢ラレヤーさんの「嫌なこと、全部やめても生きられる」をKindle Unlimitedで読みました。 2019年12月発行。 人に奢ってもらって生活している著者の本です。 まさにプロ奢ラレヤーです。 誰かの悩みや相談ごとを聞いて奢ってもらう。 奢ってもらった人の話をnoteに有料記事として書いて、それで生活しているそうです。 奢ってでも話を聞いてもらいたいという人が多いそうで、お悩み相談の駆け込み寺みたいな様相を呈しています。 驚きなのは著者がこの本を書いた当時2
我孫子武丸さんの「殺戮にいたる病」をKindle Unlimitedで読みました。 2017年10月発行。 最初の発売が1992年9月になっていて、著者の作品の中でも割と初期の頃の作品です。 発売当時から長い間あまり売れ行きが良くなかったそうですが、ここ数年で少しずつ売り上げが伸びてきたそうです。 今回読んだ本は新装版になっていますが、あとがきによると文章の編集はあまりなく表紙が大きく変わったとのこと。 良い作品づくりをしていれば、いつかどこかで日の目を見て評価されるん
えらいてんちょうさんの「しょぼい起業で生きていく」をKindle Unlimitedで読みました。 2018年12月発行。 2〜3年くらい前にWeb上で無料で読める期間があったので、そこで一度読んだことがあります。 今回はKindle端末で再度読んでみました。 本の内容起業を考えている方や、既に起業している方、フリーランスの方向けの内容です。 著者のえらいてんちょうさんはリサイクルショップを最初に始めて、他にもバーなどを複数経営している方です。 どのお店もこの本に書か
Kindle Unlimitedで蘇部健一さんの「六とん2」を読みました。 2005年10月発行。 六枚のとんかつという前作の続編です。 六枚のとんかつは第3回メフィスト賞受賞作品。 くだらない感じがいいタイトルからは分かりにくいですがミステリー小説です。 短編で読みやすい。 このシリーズはオチやミステリーのヒントが一枚のイラスト(1ページ使って)で描かれています。斬新。 主人公は保健調査員で、謎を解くのは推理作家兼探偵の古藤という人物。 今回この二人はほとんど登場し
Kindle Unlimitedで藤木稟さんの「イツロベ」を読みました。 初版の単行本は1999年発行。 20年近く前に一度読んだ記憶があります。 今回改めて読んでみましたが、かなりうっすらと物語は覚えていました。 ジャンルとしてはホラー小説と言っていいと思います。 ざっくりあらすじ産婦人科で働く主人公がボランティアでアフリカに行くことに。 禁断の森に棲む謎の部族・ラウツカ族と出会い、超現実的な体験をする。 日本に帰国してからもおかしなことが起こり続ける…。 みた
アトオシとデザイン著書『「デザイン仕事」の獲得方法』をKindle Unlimitedで読みました。 前回に引き続いて、デザイナーの永井弘人さんの著書です。 2018年7月発行。 前書きにフリーランスデザイナーやこれから独立しようと考えている方などが対象と書かれていました。 やりたい仕事を獲得する方法を12の項目で紹介しています。 本のボリュームとしては前回読んだ本よりあっさりとしていますが、伝えたいことがシンプルに伝わってくる&さらっと読めるという良さがありました
アトオシとデザイン 永井弘人さんの『「デザイナーではない人」にデザインを伝える本』をKindle Unlimitedで読みました。 2018年4月発行。 デザイナーの方、特にフリーランスの方の仕事の獲得方法について参考になる本でした。 内容について永井弘人さんはロゴデザインを起点にブランディングして、付随するデザイン展開をしていくという仕事の取り方をされています。 グッドデザイン賞なども受賞していて、本書でもデザインのポートフォリオの一部を見ることができます。 基本は
樹林伸さんの「ドクター・ホワイト 神の診断」をKindle Unlimitedで読みました。 2019年11月発行 千里眼のカルテという副題の続編です。 病気の話は誰もが関わることでもあるのでとても興味深く読めました。 とにかく面白かった。 この続編では前回の伏線が回収されて、主人公の謎も解明します。 この巻で終わりかな?と思いましたがさらに続編があるようです。 (3巻目でファイナルっぽいですがKindle Unlimitedでは読めず) 良かった部分を引用まとめ今