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育児と暮らし

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子どものことや、日々の暮らしから感じたことを集めました。短いエッセイです。気軽にのぞいてみて下さい。
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2021年3月の記事一覧

新米ママと熱血先生のあいだで生まれた絆

「正直はじめはすごく心配していたんですよ。でも、もう大丈夫やね。私も移動になったんです。またどこかで会えると信じてるからね」 🐥 娘が1歳になる前から預けていた園を変わることになった。産後うつで育児がままならず預ける罪悪感やちゃんと見てくれるのかという不安を感じながら通園させ始めた。 担任の先生は2人いて、1人は物腰が柔らかく優しくて話しやすいと感じたが、もう1人の先生は口数が多くズケズケとものを言うタイプで苦手だと感じていた。 ある時後者の先生が若い非常勤の先生をひ

去年の夢の桜

1年前の冬のわたしは結構体調が悪かった。うつがひどくて家から出られず、ストレスを溜め込んで悪い考えばかりが巡っていた。 そんな中で春が来て体調がマシになり、外出ができるようになった。 外出のきっかけが川沿いの桜だ。 正直それまで特別桜が好きだとか綺麗だとか思ったことがなく梅派だった。 でも、去年見た桜はきらきらと美しかった。 家からほんの少し登っていったところにある川沿いは、空気が澄んでいて息がしやすかった。 その時はお姑さんが見つけてきた日当たり悪くて狭いが、家

ママの戦いひとまず終了

やっとこさ入園グッズが完成しました。 重圧から解放されたのを表すような夢を見ました。 長い長い滑り台をすべったさきに広い海が広がっていて、その上を自由に飛び回る。 すごく気分が良かったです。 入園グッズ、最後に作った本入れが手順は1番簡単な割にアラが目立ちやすく苦労しました。縫うよりほどいてた時間の方が長かったような。 振り返ってみると、取りかかる前ができるかどうか不安でしんどくて、やっている途中、特に最後のやつを作ってる時はほどきながらでも楽しかったです。 なん

娘のはじめて弁当

お別れ遠足の日でした。天気があまり良くなくて残念だけれど、お弁当は必ず必要とのこと。 保育園通わせてそこそこ経つのに、お弁当つくりは初めて。 まず、道具を揃えることからはじまった。 肝心のお弁当箱がなかなか決まらない。2歳児が食べきれるくらいの大きさってどれくらいだろうと想像しながらあらゆる店を回った。最終的に100均の300mlのにした。 あと、スプーン入れがなかなか見つからなかった。お箸入れや大きいスプーンが入ったのはあるけれど、家にある娘が使えるサイズのスプーン

ひな祭りの過ごし方

昨日朝起きたら台所からひな祭りの歌が聞こえてきた。 数日前「ひな祭りって何をするの?」と主人に聞かれた時、 「う〜んお寿司やあられを食べて成長を祝うかな?あと、歌聞いて一緒に踊ったり?」なんて会話をしていた。 主人にとってひな祭りとはあまり馴染みがないものだったらしく、色々考えた末に朝からその雰囲気を味わえるよう曲を流してくれていたんだと思う。 それは誕生日の日に朝からバースデーソングを流してくれているようで、主人の気遣いにほっこりした。 前日は雨で寝込んでいたが、

大好きな看護師さんへのありがとう

週に1回訪問看護をうけている。看護師さんがきて体調を診察してくれたり、話しを聞いてくれるというものだ。そこで、とても気の合う看護師さんと出会い毎回話しを聞いてもらうと気持ちが楽になっていた。服の好みも似ていておしゃれだなと思いこっそり参考にしていた。 ある時、疎遠になってしまった人間関係を思い出し気持ちが落ち込むと相談した時に「わたしとあなたがこうして今出会って話しをできている。そのことがまず素敵なことだと思う。わたしはあなたと出会えて良かったですよ」と言ってもらった。