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名刺入れと手帳カバーと万年筆を買ったから気分が高揚しているよってこと

ほぼ日手帳2024も買った。
美しい名刺入れとシステム手帳のカバーと万年筆を買いました。

風貌がすべて渋くて美しい。分不相応すぎる。私の人生が始まっている
これらとともに戦っていくんだという気持ちになる。
俺と一緒に人生歩もう などとガチ恋口上も聞こえてくるような、本当に本当に惚れ惚れするほど、かっこいいアイテムたち。

土屋鞄製作所 ブライドル名刺入れ ブラック


名刺入れが必要だった。社会はペーパーレスが進んでいると思っていたのに、名刺交換の文化はまだまだ現役だった。会う人会う人と名刺を交換しなくてはいけなかった。かっこいい名刺入れが欲しかった。
直属の上司が、Diorの名刺入れを使っていて、その振舞いがかっこよかった。なめんなよというメッセージにも見えた。

だから、良い名刺入れが欲しかった。本革で黒くて艶々なもの。私の外面を持ったやつが持つには、渋すぎるものが欲しかった。私もなめられたくないから。

これは、本当にかっこいい。ブライドルレザー、蝋が塗布されていて、表面に白く模様が出ているんだけど、これが時間の経過でなじんで艶々の革になるらしい。そんなの楽しいじゃん、一緒に成長できるってことでしょうが。

しかも中はヌメ革なので、またこちらもツヤや色味に深さが足されていくというなんとも欲張りなもの。理想。

蝋の出方に個体差があるようなので、複数出してもらい、一番白みがかかっているものを選んだ。変化が大きい方が楽しいでしょうが。
色っぽいねえ、色気が凄い。これで艶々になるっていうんだから、もうそんなの、、、ズルいよ、、、ズルいね、、、

絶対に、良い名刺入れが必要だとは分かっていたし、買うなら私の社会人人生を共に歩んでいけるような丈夫なやつが欲しいとは思っていたけど、5年10年経ったときに名刺交換文化が残っている可能性が低いとも思っていたから、高価な名刺入れを購入するのに、だいぶ躊躇していた。使わなくなるかもしれないと思っているものを買おうとするのって難しい。でも、何十年も使いたいと思っている、矛盾。

ま!正直このレザーを触っていたい、なら早くから触っていた方がいいと思ったから買っちゃった!
全然名刺交換とかしなくなっても無理やり何らかのカードを入れたりして使うよ。だから大丈夫。安心して

まだ、ちゃんと折り曲がらなくて、90度ぐらいで開いちゃう。私自身もまだこの名刺入れに対して分不相応感がある。早く釣り合えるような人間になりたいなあ、何度も開け閉めして、ちゃんと閉じるようになる日が来るんだろうなあ、そのとき私は何しているんでしょうね、そういう未来に既に想いを馳せ始めている。俺たちの物語はまだ始まったばかりだ!ってこと。 ?

土屋鞄でノベルティとして、革のクリスマスツリーをもらった。かわいい。毎年飾ろう。

土屋鞄製作所 ブライドルバイブル手帳

ブライドルレザー、本当にかっこいい。最初は土屋鞄でこの手帳カバーが欲しかった、一目惚れした。10月に一度システム手帳カバーを全種類全色手に取って見て、悩んで悩んで、悩んだ。
正直、ブライドルレザーのブラック以外を買うという選択肢は無かった。買うか買わないかでとても悩んだ。

ビジュがいい。さっきから言ってるけど、外が高貴な黒光りで、なのに中は明るいブラウンというギャップがとttttっても良い。最高。癖。
素材が違うから変化の仕方も異なるという楽しみ方があるのはもちろんなんだけど、それよりも、この中は色が違うんだよと隠し持ってる感じが好き。

中学の理科の先生が、グレーのストライプのスーツを着てたんだけど、そのスーツ裏地がえんじ色で、なんか、それが授業中にチラッと見えたときから、色々狂わされている気がする。見てはいけないものでもなかったんだけどね。
まあ、一見大人しそうに見える子が実は、、、って話皆好きだもんね、そういうことだよ。

これは、外側のブライドルレザーも艶々で、全てが輝きを放っているのでちょっと違いますけどね、全部同じ色よりは、違う方がやっぱり良いこともある。。

レザーがたくさん使われているので、物理的な重厚感がすごい。重たい。ベルトが固すぎる。全然閉まらない。店員さんに見せてもらうとき、引っ張って大丈夫ですよって言われたけど、怖くてできなかったくらい固い。本当に大丈夫?これ。

普通に考えたら、使いにくすぎる点ではあるんだけど、それすら、頑固で私に心開いてくれてないみたいで燃えるよね。?

これは、買ったお店で在庫ラスト一点だったため、それを選んだ。だから、既に光沢感が隠しきれていない。
でも、蝋が星空のように点々と残っていて、それもまた美しい。消えていってしまうということが、良い。

これは、色々な記録を残していく。ほぼ日手帳は日記として毎日書いているけど、そこじゃ紙面足らないし、かといって色々ノート用意するにも満足いくノートないし、革カバー使いたいし。
旅行計画とか、旅行記録とか、家計簿とか、バレッドジャーナルとか、買ったものとか、ライブのセットリストとか、記録、たくさん記録したものを一つにする。

本当にできるか分からないから、リフィルだけ買ってちょっとだけやった。これで私にバイブルサイズが馴染まなかったら、買っても使えなくなっちゃいますもんね。しばらくは、ほぼ日とバイブル手帳で生きていく。

ほぼ日手帳も買った。3年目か。5年手帳に一瞬心惹かれたけど、紙面が狭いかなと思ってオリジナル版。黒インク一色で徒然感情を毎日書く。書かないとすべて忘れるから。
日記書くようになってから、考えたことはすぐ忘れてしまうことに気付いたし、忘れるのが怖いと思うようになった。だから、残しておきたい。別に重大なことを考えている訳はないけど、記録はないよりある方がいいから。大体のことは、無いより有るの方がいい。例外もある。

SAILOR プロフィットライト BK F

ビジュが万年筆すぎるだろオイ 万年筆のフリー素材かって
スタンダードすぎる万年筆が欲しかった。土屋鞄の手帳カバーと相性良すぎる これが見たかった。夢の共演。この万年筆で手帳を書けるんだよこれから。ワクワクが止まらないね

でも、セーラーを選ぶとは思ってなかったな、パイロットかプラチナを選ぶと思っていた。
なんとなく一番オーソドックスなのはパイロットだと思っているから。パイロットのカスタム74を選ぶと思ってた。まあオーソドックスすぎるけど。

万年筆を使い始めたのは、ちょうど2年前に無印でポリカーボネート万年筆が新製品として出てたのを買ったとき。万年筆スルスル書けて疲れないから凄いなともう魅了されてた。そのときは別に高いもの欲しいとも思ってなかった。
ただ、ボディが弱かったから、すぐ割れちゃって、互換性のあるプラチナのプレジールを買って使い始めた。プレジールの方が気持ち線が太めだったから、無印のペン先に変えて使っていた。2年経ったかあ、早いね。
ほぼ日書くのはこれだし、講義のノート取るのも、レポートのメモ作るのもこれでやっていたなあ、だいぶ馴染んだよ。

だからね、良い万年筆が欲しくなっちゃった。これで書き心地十分良いのに、もっと良いものって良いんだろうなって欲が出ちゃった。

なので、色々万年筆試せるところへ行きまして。買うと決断してから、全く迷いが無いところが、良いところですね。
シックなものを持っているということが好きだから、デザインで迷うことは無かったけど、やっぱり試してみないと分からないものだね。

ずっとプラチナ使ってたから、センチュリー#3776かと思いきや、他二つの柔らかさの魅力が勝った。力をほとんど入れずに書けるのって意味わからない、技術というものは本当に凄い。

最終的には、プロフィットライトを選んだわけですが、これはデザインがより好みだったから。ペン先のカーブがよりえぐれてる方がやっぱり色っぽいし、キャップのクリップのデザインがまっすぐでシンプルでカッコイイ。
スタンダードよりも、ライトの方がペン先の色が好みだったから、これを選んだ。

お店の人の前で試し書きするとき、紙に何書くか迷う。自意識が出てしまうせいで文字書くのは気まずいけど、波線とかだけだともったいないし、とか考えちゃう。よく分からないこと書いていた気がする。ちゃんと真面目に自分の名前とか書いて試せばよかったな。次は(次は?!)そうしよう。

いい日だったなあ、清水の舞台から飛び降りた。私には大人すぎるアイテムを買った。背伸びして使ってる感じが出てしまうなあ。けど、強くて大きい人間になりたいから。一緒に戦っていくのだよ。。。

マジで強くなりたいな

楽しみだ~~やっと私の人生が始まっているのでしょう。


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