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熟年夫婦の木婚式に思う、心に残る場の力。

2020年7月12日は、大学時代からの友人Mくんが56歳にしてついに結婚してから5年目、ご夫婦にとっては木婚式。おめでとうございます。

ウエディングパーティーというものは、結婚する二人の主役にとって最高であればよいわけで、基本甲乙などつかないのだが、何度出席させていただいたかちゃんと数えられないほど多数のセレモニーの中でも「傑出」していた…と敢えて言いたいほど、それほど、すばらしい挙式→披露宴→二次会→三次会(どこまでやるねん…笑)…だった。

母校「京都市立芸能、もとい芸術大学」の面目躍如、写真の人間ウエディングケーキはじめ余興の域を超えた数々のエンタテイメントもさることながら、もっとも心を打ったのは、私の友人が大きく伸ばしている会社がプロデュースしている京都「KOTOWA八坂」のCASTたちだった。新婦にとってお母様との思い出の地…ということで偶然選んだということだが、KOTOWA八坂のCASTの皆さんのお仕事、実にすばらしかった。私の長いビジネス歴でもサービス業にはもっとも精通しているつもりだが、CASTさんたちお一人おひとりの、心がこもったエクセレントなサービスには心から感動した。

もちろん新郎新婦がもっと感動したようで、披露宴の最後に新婦がKOTOWA八坂さんへの感謝のメッセージを伝えている最中、新郎が号泣したほどである。新郎新婦がこれからつくっていく家庭の「コンセプト」にさえ自然につながっていくような、そんな骨太な関わりであったと拝察した。

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〓この夏は、7月12日に一生に初めてのとても素敵な記念日が出来ました〓 私たちの最高のとてもうれしい結婚式〓が実現しました〓昨日の夜今日の朝と続々と〓結婚式に来ていただいた私の家族や私の小学校から大学時代、社会人までのたくさんの友達から、とてもとても楽しくて素敵な催し〓を見せていただいた素晴らしい結婚式でした〓とお礼のメール〓が届いています〓 私は、まだ昨日の結婚式と二次会のとても楽しくてうれしい一日〓の余韻でジーンとしています〓 心からの感謝の気持ちをこのメールにのせて〓 また〓お会いするのをとてもうれしく楽しみにしております〓

これは、私が式の翌日、新婦からちょうだいしたお礼のメールだ。
新型コロナの影響は、結婚式場にもキャンセルの嵐が吹き荒れ、とても深刻な影響をもたらしていると聞く。5年前は、こんな災いが襲いかかってくるとは予想だにしなかったけれど、是非とも踏ん張って、KOTOWAらしい素晴らしいサービスを提供し続けて欲しいと願っている。

メッセージを読み返していて、5年前の素晴らしい記憶を呼び起こしつつ、あの頃は私がこれからはじめる仕事は影も形もなかったけれど、今こうして人の心に残るサービスを提供する場づくりに私自身が向き合っていることに、縁、そして恩というものを強く感じている。




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