河童とお煎餅/私小説⑦-1熱中症/ストレスジャンププール
「はあーあ…」
大きな溜息を吐いた…
怖れていたことが、職場で起きた…
2019年以前から、熱中症の危険と隣り合わせの、仕事だったのに、、、
あの人は、意識を取り戻せるのだろうか…
従業員さんや、お客さんが居ない時間は、夏でも冬でも、空調が効かない場所で、清掃をする現場がある
昨年から、魔酢苦の着用が強要されて、仕事の生産性も下がるし、息苦しさや暑さは、生死に関わる問題だ
管理者や客先の面子を立てる場では仕方ないけど、誰もいない場所でも、頑なに魔酢苦をする仲間が