禁煙懺悔
三十代から吸っていたタバコをやめた。
きっかけは今日の昼食の前に十六茶を飲もうとしたら、激しくむせた事。
十六茶は赤ちゃんでも飲めるらしい。
それにむせるとは。
私はギターの弾き語りのレッスンを受講している。
ギターを弾きながら歌うと、
ソロで歌うよりも余計に歌うことが難しい。
ギターは胴体を圧迫しながら弾く。
腹式呼吸をしながらギターを弾くのは至難の業で、
そこにタバコで声帯を痛めているのだから、
身体が、喉が、悲鳴を上げたのだろう。
昨日、ギターのレッスンで、
先生に禁煙を強く勧められた。
ギターの先生は、
私が独身の時、歌い手としてライブハウスで歌っていた時分に、ギター伴奏をして頂いていたプロのギタリストさんであり、私の歌を認めてくれた恩人だ。
私の音楽のアドバイザーでもある。
音楽はギターも、歌も、生活をしっかり管理しなければならない。健康管理もとても大事だ。
ミュージシャンはお酒やタバコで、アウトローな生活をしたら良いと言われたのは遥か昔の事。
音楽を、ライフワークや仕事にしたかったら先ずは健康第一。ひと一倍、健康や心身の鍛練が必要だし、全てにおいてストイックさが求められる。
この記事を書きながらも、私は咳き込んでいて、こんな思いをするのなら、もうタバコは見たくも無い。余っていたタバコはひと思いに箱ごと捻ってゴミ箱に捨てた。明日の収集日にゴミとして出せる事に爽快感さえ持てる。
夫は入院中の為、やはり禁煙をしていて、退院しても健康のためにタバコはもう吸わないと断言している。私も「一緒に禁煙しよう」と大分以前から夫から言われている。
良い機会だ。
禁煙をして、健康的且つ自己表現の糧を持てる生活をしよう。
悲願の夫の退院と、夫婦同居も実現する日が近づくかもしれない。
勇気と未来への希望を持って、
ここに禁煙を強く決意する。
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