「むらさめ型が近代化へ」多機能レーダー搭載で2040年代まで現役に【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

2023年3月、防衛省から企業に対してとある公募が出されました。
その公募とは、現在海上自衛隊の数の上での主力艦である「むらさめ型」と「たかなみ型」に多機能レーダーを搭載する為の技術検討、
という内容です。
つまり、あきづき型やあさひ型、もがみ型などと同様に、艦橋の4面に、アクティブ・フェーズドアレイ・アンテナを固定装備する為の技術検討と思われます。
ただし、実際には多機能レーダーの搭載だけで済む話ではありません。
ただでさえ現状のむらさめ型は能力が陳腐化しているのに、今後の改修が多機能レーダーの搭載のみ、というのはまずあり得ないので、さまざまな近代化が図られると予想されます。
という事で今回は、現行のむらさめ型・たかなみ型の各種能力と、予想される近代化改修の内容について、スペックを比較しながら考察して行きます。

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