海上自衛隊「いずも」空母化の軌跡・空母の定義とは【ゆっくり解説】

海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」空母化までの軌跡。
2021年10月05日、海上自衛隊の護衛艦「いずも」が、四国沖の海上で、F-35B戦闘機の発着艦試験を実施しました。
その時の様子が公開されているので、すでにご覧になったというかたも多いのではないでしょうか。
今回は、いずも型護衛艦が軽空母となるまでの軌跡とその能力を改めて紹介しましょう。
ちなみに、いずも型・ひゅうが型などの詳しい能力は、別動画で徹底解説していますので、詳細に興味があるかたは、この動画の最後のリンクや概要欄から
「海上自衛隊のヘリ空母DDH・輸送艦」の動画を見て頂ければと思います。
さて、本チャンネルやその他の媒体でも、いずもの「空母化」という言葉を良く使ってますが、そもそも空母の定義とは何でしょうか。
空母とは、正式名称「航空母艦」の略で、過去の軍縮会議では、「水上艦船であって、専ら航空機を搭載する目的を以って計画され、航空機はその艦上から出発し、また、その艦上に降着し得るように整備され、基本排水量が1万トンを超えるもの」と定義しています。
「いずも」は、元々が多数の航空機(ヘリ)の搭載を前提として設計された艦であり、基準排水量は2万トン近いので、空母化の改修をしてもしなくても言葉の定義だけなら十分に空母です。
なので現在でも「ヘリ空母」なんて呼ばれる訳ですね。

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