15年も前に建造を始めた艦がやっと実戦配備「極超音速ミサイル・ツィルコン」搭載も戦況は絶望的【弾丸デスマーチ】【ゆっくり解説】

極超音速ミサイル「ツィルコン」搭載の最新鋭艦「アドミラル・ゴルシコフ級フリゲート」はロシア海軍の救世主となるか。

現在のロシアでは、海軍艦艇の旧式化・弱体化が顕著となっており、老朽化した艦艇も多く、修理の為にドッグ入りしている艦艇や、何年も係留されたままで稼働していない艦艇が多く存在します。
ロシア唯一の空母、アドミラルクズネツォフに至っては、2018年に近代化改修の為ドッグ入りしたものの、工事中に大型クレーンが落下し、甲板に直径約4.5メートルの大穴が空くなど、工事の進捗が遅れに遅れています。
更には今回のウクライナ戦争にて、ロシア黒海艦隊の旗艦である巡洋艦モスクワを筆頭に、複数の艦艇が被弾し撃沈されるなど、海軍として深刻な打撃を受けています。
そんな中、ロシア海軍の次世代の主力攻撃艦として、15年も前から建造されていたフリゲートが、やっと本格的に運用され始めました。
このアドミラルゴルシコフ級フリゲートは、核弾頭を搭載可能な極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」を実践配備した初の水上艦艇でもあります。
もし黒海に配備されればクリミア奪還を目指すウクライナにとっては
かなり厄介な相手となる訳ですが、今回は、そんな最新フリゲート、アドミラルゴルシコフの能力と、黒海艦隊への配備の可能性について解説していきたいと思います。

▼魚雷迎撃魚雷・ATT
https://youtu.be/T2Tu4xfofKY

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