見出し画像

ワクワクする

先日久しぶりに、高野登さんに直接お目にかかって、ご講演をお聴きしました。
その際、ご厚意に甘え楽屋を訪れた際に、高野さんから「大西さん、手帳は持ってきてるの?皆さんにぜひ!見てもらって!」と声をかけていただきました。

画像1

ご講演の中で高野さんは、「ブランディングとは、名前を聞いた瞬間に自分の中にイメージが浮かんでくること」と定義づけておられました。
それは、「〇〇と言えば、〇〇さん」とイメージしてもらえること、その人の記憶に残り、記録に残されていることを意味しています。

高野さんの中に、「手帳と言えば大西さん」と思ってもらえていることをとても嬉しく思っています。

人の記憶に残り、人の記録に残されることは、1回や2回何かを行えばできることではありません。
相手のニーズに応えながら成果を出し続けること。人の期待値は、留まることはありません。ずっと上がり続ける期待値に常に応え続けていく必要があります。
それは、かなりストレスを伴います。しかし、そのストレスを正しく自分に課して、良いプレッシャーに変えることで、心の筋力が鍛えられ感性を磨くことができます。

私はいつも、「ワクワクする」という言葉を使っています。
仕事をしているときも、人と会っているときも、もちろんプライベートで何かに夢中になっているときも、目覚めて眠るまで、ワクワクの連続です。
私は、「ワクワク=楽しい」と捉えていません。
どんなことも、夢中で取り組むことで自分の進化につながると思うから、ワクワクしています。

「何事も、成果や結果を出すまでとことんやり切る。同じやるなら楽しんでやり切る」
何十年も、その考えを大切に実践してきたから、「ワクワクする」と言い切れます。
しかし、それを強要するつもりはありません。人の気持ちや受け止め方は、その人が持っているものであり、他人が扱えるものでも評価するものでもありません。

研修で受講生に「ワクワクした気持ちで仕事に取り組みましょう」や「ワクワクした人生を送りましょう」とは伝えません。どのような気持ちで仕事に取り組むのか、人生を送りたいのかは人それぞれです。しかし、

プロフェッショナルであれば「これは、今自分にできるベストの状態なのか?」という問いかけと解を見つけるための実践は続ける必要があると思っています。それが、提供したものに対して、お金をいただくということだと思っています。
相手からの要求や要望に対して、ストレスを感じるのではなく、心の筋トレのつもりで、感性を磨くつもりで応えていく。それにワクワク取り組めていることは最高に幸せだと感じています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?