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「完璧に」より大切にしたいこと


昨日、一昨日は、配送センターのアルバイトに励んでいました。

配送センターは、配達の荷物が一気に増え、精鋭メンバーといっても対応できない量になってきました。
アルバイトを始めた頃は、どうすることもできず、ドライバーさんのイライラにキレながら、ピークをなんとか乗り越えるだけでした。

しかし、今では、作業が終わるとスタッフで集まって、どうすればもっとスムーズにいくかを話し合い、支店長に相談して承認をもらい、グループラインで内容を共有しながら改善に取り組んでいます。

それでも作業の遅れは発生します。この時期、取り扱っている荷物は凄まじい量なのです。
みんな、少しでも早く積み込み作業を終えて、ドライバーさんに配達に出てもらいたい!という思いを持っています。

私たち現場スタッフの工夫や改善によりドライバーさんたちも、仕分け作業を手伝ってくださるようになりましたし、作業中の声かけが活発で一体感が感じられ、ワクワクしています。

日曜日は、仕事が終わって、最後まで作業をしていた3人と支店長とで、翌週からの仕事の進め方について話し合いました。そこへ、ベテランドライバーのTさんが来て、支店長に業務の連絡をしたあと、
「作業がいい感じで進み出したね。先週の日曜日より、30分以上時間が短縮出来てたから、助かったよ」と、ニコニコしながら声をかけてくださいました。

Tさんは、時間通りに作業が進んでいないと、「なんで出来ていないの!」とイライラしながら注意する方でした。おっしゃっていることは、いい方が怖いですが、当然なことなので何も言えません。でもたまに、理不尽にイライラをぶつけられることがあり、そのときは、私も黙ってはいられず、口論になりました。
そういうやり取りを重ねて、今はいろいろ話し合えるようになりました。

最近は、何も言わず黙々と作業されているので、試行錯誤しながら改善していることを認めてもらえたような気がして、嬉しかったです。

6年目に入った配送センターのアルバイト。
最初は、ひとりひとりが黙々と仕事をするだけの職場でした。
まちがえないように、迷惑をかけないように、きちんと仕事をすることを大切にしていましたが、それだけで対応できるような仕事内容でもなく、荷物の量も対応には限界がありました。

この6年で、改善できたことが山ほどあります。
その一つひとつが、上からの指示で行ったことではなく、私たち現場スタッフが自発的に行ったこと。改善しながら、働きやすい職場にすることができました。 

今では、この仕事が講師や改善指導と密接に関わっていて、私らしい仕事の確立につながっています。

今日から、下期の銀行の改善指導が始まります。問題や課題を共有しながら、皆が安心、納得して取り組めるような提案を行いたいと考えています。

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