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会社には何も期待していない!

昨年の12月、娘と一緒に早朝仕分けのアルバイトを経験して、この仕事がホントに面白いと思ったし、多くのことを学びました。
12月末で、契約期間は終了しましたが、もっとこの仕事を続けたいと思いました。

それは、面白いからだけではなく、担当する仕事の幅をもっと広げたいという思いからだったし、非効率なやり方に疑問を感じていて、そのままにしておきたくないと思ったからでした。

本業でやっていることや、私が研修講師をしているということを、この仕事に持ちこむつもりは一切ありませんでした。ひとりのパートのおばちゃんでも出来ることをやってみたいと思いました。私がやっていることが、少しでも現場や作業スタッフの役に立つのなら、嬉しいなと思いました。

この現場で長く働いている木村さん、野田さん、岡村Eさんのやり方に口を挟むつもりはないし、3人のやり方を変えるつもりもありませんでした。

でも、私と同じような女性のパートさんや繁忙期にアルバイトに来る学生さんたちが、迷ったり、ミスをしたりせずスムーズに仕事に取り組めるようになれば良いなと思っています。

3月中旬からふたたび仕事を始めて、1ヶ月ほどたった頃、支店長から研修という名目で、感想文を書いてほしいと言われた。

感想シートには、①「労災事故防止のルール」②「品質管理(冷凍・冷蔵の荷物の扱い)」を守って仕事をしているかどうか、③「端末操作」に慣れたかどうか?についての書く項目があり、最後は自由書き込み欄になっていた。

所長から、「何でもいいから書いてね」とニコニコしながら用紙を手渡されました。

3月16日から新しい所長になっていて、「いろいろ意見を聞きながら、改革していきたいんだよねー」と意欲満々でした。
①から③の項目について、仕事の中で実践していることや気になっていることを率直に書いた。
そして、④については、裏までギッシリ書きました。(笑)

「昨年12月に短期のアルバイトでお世話になり、3月16日から引き続き働かかせてもらっています。仕事を行ってみて、この仕事は誰でも出来る簡単な仕事ではないですし、頭数が揃っていれば作業がスムーズに出来るわけではないということが明確になりました。
配達されるドライバーの皆さんの作業を少しでも軽減し、定められた時間に遅れることなくセンターを出発されることを最重要事項と認識し、自分なりに工夫しながら作業に務めていますが、問題が山積みです。私は生産性の向上に必要なのは、作業のルールなどをしっかり確立することに加え、コミュニケーションを密に取り、情報の共有化を図ることだと思っています。センター全体の業務改善を行って行くのであれば、早朝の仕分けの現状についてしっかり把握していただきたいと思います。
これから、仕分け作業の人員が、増えると伺いましたが、今の状態で人員が増えても、仕事を覚える側、仕事を教える側のどちらにも負担がかかることが予想されます。「仕事の仕方を覚えるために」「仕事の仕方を教えるために」必要な内容を整備しておかないと、誤仕分けや作業効率の低下につながり、結局、配達されるドライバーさんに迷惑がかかってしまいます。この現状を理解していただきたいと思っています」

この感想シートを提出して、3週間が過ぎようとしていますが、状況は何も変わっていないし、変わる気は全くしていません。
パートのおばちゃんの文句と一蹴されたのだと思います。表向きは、「現場の意見を聞きながら…」と言っているけれど、本気でそう思っているわけではありません。その程度の会社なのだと思います。
だから、会社には何も期待していません。
だけど、もっとワクワクした気持ちで、もっと仕事をしやすくしていきたいと思っています。

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