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目的と目標(1)

ほぼ日手帳を使いはじめて5年経った頃、それまで、仕事もプライベートも何でも記録していましたが、仕事関連を中心に記録していこうと決めました。

仕事に関する記録は、別のノートに記録していました。

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1冊の手帳に集約することで、
「あの内容はどこに書いた?」と、探す時間も労力もなくなりました。

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また、立てた目標を手帳で管理するようになり、達成率はどんどん上がっていきました。一昨年も昨年も、仕事の目標達成率は100%を超えています。


目標を立て達成することで得られる喜びや達成感は大きいです。でも、目標は通過点に過ぎません。
喜びや達成感に浸って立ち止まったままだと、次第にそれが不安や焦りに変わっていきます。

資格取得が良い例です。何かの資格を取得する際、資格を取ることをゴールにし、その先のことは取得してからゆっくり考えようと思っている人が多いです。
そして、ゆっくり考えるどころか”こんなにお金と時間を投入したんだから、仕事が来るはず!”と思い込んでいます。
他にもその資格を取得している人が山ほどいるし、自分は取得保持の初心者で実績も持っていない。そんな状態で仕事が舞い込んでくるわけはありません。

その資格を活用して仕事をしようと思ったら、何のために取得するか?とともに自分がどうなりたいかを考えることが大事です。
そうすれば、勉強しながら、”あんなこともできるかもしれない!””こんなふうに活用してみよう!”とワクワクするようなアイデアが浮かんできます。
資格を手に入れる前に、出来ることには着手して実績を作ることもできます。

私は30歳まで、資格を何も持っていませんでした。
資格を取得するために勉強を始めたのは、会社を辞めて研修講師として独立しようと思ったからでした。
勉強を始める前に、10年後のありたい姿を思い描きました。ありたい姿を実現するために、何を学び何を自分のモノにしたいか?その一部が資格取得でした。
だから、取得した資格はとことん使い倒しています。

秘書検定1級、ビジネス文書1級、キャリアコンサルタント、メンタルヘルス…etc。
それほど多くの資格を持っているわけでもないし、難易度がめちゃくちゃ高い資格でもありません。
でも、取って終わった資格は一つもありません。

キャリアコンサルタント資格は、知識やスキルをキャリアコンサルタントとしては活用していません。
掃いて捨てるほどキャリアコンサルタントがいる中で活動しようとは思っていないからです。

自分がどうありたいかを常に思い描いているから、何が必要かが明確になり、習得したものがフル活用できます。
どう活用したいかは自分流。自分流に活用するから知識やスキルがオリジナルなモノに発展していくのです。

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