経営12か条

12月に入りましたね。毎日記録を取り続けている今年の手帳もあともう少しです。

毎日、毎日、書き込んで見返していますので、ボロボロですが、大切なことがぎゅっと詰まっています。

今年は、毎朝、稲盛和夫さんの一日一言を書き写していました。

気持ちを落ち着けて書き写し、書き終わったらその文章を読んで1日をスタートすると、気持ちが引き締まります。稲盛さんは今年亡くなられましたので、余計に言葉が心に響きます。
この書き写しも、残り1か月を切りました。
12月1日から5日までの一日一語は、「経営１２か条」について書かれていました。その内容をご紹介します。

１　事業の目的、意義を明確にする
２　具体的な目標を立てる
３　強烈な願望を心に抱く
４　誰にも負けない努力をする
５　売り上げを最大限に伸ばし　経費を最小限に抑える
６　値決めは経営
７　経営は強い意志で決まる
８　燃える闘魂
９　勇気を持って事にあたる
10　常に創造的な仕事をする
11　思いやりの心で誠実に
12　常に明るく前向きに　夢と希望を抱いて素直な心で

この12か条は、経営者に限らず、全ての人に共通して大事なことであり、最もベーシックで普遍的な判断基準に基づいています。様々な変化の中を、稲盛さんはこの経営12か条を貫いて駆け抜かれたのだと思うと、一文一文が尊いです。
1年の締めくくりにふさわしいメッセージ。今年1年を、この言葉を念頭に、丁寧に振り返り来年の準備を進めています。