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評価が決まるのは担当を外れてから

先日、近所の郵便局に行ったとき、ソファにこんな工夫がしてありました。

今日は銀行の店舗改善指導の最終日です。
担当し始めたのは8月でした。大雨や緊急事態宣言発令などで、訪問が延期になった支店が5店ありました。日程の再調整は大変でしたが、支店の皆様にご協力いただいたおかげで、喜んでいただける内容となっています。

どんなにキャリア重ね、スキルアップしても、一人の力には限界があります。
ほぼ100%、お客様と直接お取引で研修や改善指導を担当させていただいていますが、全て私一人で行っているわけではありません。

定期的にお仕事のご依頼をいただくことで、安定した収入を得ることができます。
でも、いつまでも教育や指導にお金がかかってしまえば、継続することが難しくなります。

事務局の方や運営スタッフの方の協力を得ながら、役割分担を明確にし、研修時間を少なくしていったり、オンラインを活用したフォローを行ったり、教育動画を制作して繰り返し活用していただいたりするなど、様々なご提案を行っています。

先日も、運営スタッフの方と一緒に制作していた教育動画が完成したので、ゆっくり観せていただきました。
約2時間の動画ですが、飽きさせない工夫がいっぱいで、あっという間に観終わりました。
コンテンツを考えるのも、演じるのも、編集も、全てスタッフの皆様が担当されています。
「できれば業界内で販売できるクオリティに仕上げたい」という目標を掲げて制作され、どこに出しても喜んでいただける内容になっていて、内容以上に、皆さんの努力と工夫とチームワーク力の素晴らしさに感動しました。

仕事は担当しているときより、担当を外れてはじめて評価されるもの。

「私が担当しなければ仕事が回らない」ではなく、明日担当が代わることになっても、スムーズに仕事が進むようにしておくのが、担当者の仕事」

これは、物流会社に勤務していた頃、私に仕事のイロハを教えてくれた上司の口癖でした。
日常業務に限らず、講師やコンサルタントの仕事にも通じることだと思っています。

今日も、支店の皆様が改善と向上を目指して、意欲的に取り組んでいただけるよう全集中で担当いたします。

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