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対話力を磨くことが講師力につながる

名古屋に行ってきました。
目的は2つ。

一つ目の目的は、お世話になった方からのお誘いで会食をしながらの勉強会。
二つ目の目的は、名古屋まで来て、会食だけで帰るのはもったいないと思い、ずっとお会いしたかった友人と初対面。
二つ目の目的は、せっかくだから、会って話すだけでなく、イベントやりたいね!という話になって、セミナーを開催しました。

直前の告知だったにも関わらず、会場参加をしてくださった方がいらっしゃって、とても嬉しかったです。ご参加本当にありがとうございました。

2つのイベントとも、集った方は少なかったですが、深く濃い時間をご一緒できました。

でも、人数が少ないから深く濃い時間が持てるかというと、そうではありません。

これまでの経験をきちんと整理、検証して自分が進みたい方向を見定めている。
大切にしている考え方や思いが近く、目指している方向も似ている。

だから立場やキャリアや行っていることが違っても、自分の考えていることが言えるし、共感したいことも、自分らしい言葉で伝えあえている。

居心地がいいというのは、楽しいからでも、認めてもらえているからでもなく、自分が自分のままで居られること。
二つの集いにはそれがありました。

昨日の会食は、とても賑やかでした。
でも、ただ賑やかなだけでなく、軽くて無難なリアクションでもなく、一つひとつの対話に奥行きの深さや重みがありました。
誰一人、聞いているだけの人はいませんでした。相手の話をしっかり聴いて深く理解しているから、自分が伝えたいことが見えてきて、伝えてどう受け止めてもらえるか、試したくなるのです。
講師力は仕事以外の場面での対話に表れると思いました。

午後からのセミナーは、ご希望の方には、アーカイブで観ていただけるようにしました。早めに会場に到着したので、特典動画をセットして提供させていただくことにいたしました。

長年親交を深めてきた、上野恭子さんとの対談です。
台本なしの即興ライブのような動画です。今日初めてリアル対面して、わずかな時間でそれが作れてしまうのですから、ワクワクします。

どんなによいコンテンツを作り、何度も練習を重ねても、研修以外の場面での対話が、臆せずできるか?
どのようなお話しも、瞬時に本質を捉えて反応できるか?
そのために、日頃から対話を磨く努力を重ねているかが講師力として表れます。
経験や実績がなくても、高い講座を受講しなくても、講師に必要な力を磨くことはできるということです。


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