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理解するためにノートを活用する

一昨日、次女が届くのを楽しみにしていた封書が届きました。封書の中身はインテリアコーディネーターの資格証明書です。

次女は、インテリアコーディネーターの資格を2年越しで手に入れました。スクーリングや通信講座を受講せず独学です。

2年かかったのは、実技試験で製図を描くのに時間が足りないためでした。勉強を始めた年に筆記試験には難なく合格し、その後2年かけて、問題集で製図を描くトレーニングをしていました。

参考書はどうしたかというと、メル◯リに出品されていたものを購入して勉強していました。勉強には時間をかけるがお金はかけない主義なのです。

勉強時間と勉強する内容は、学習スケジュールを立てて無理なく行っていました。イレギュラーな追加業務が多い仕事を担当していますが、残業が続いても、決して無理なく計画的に勉強を続けていました。

参考書で筆記試験の勉強をする際に、学んだ内容を今後に活かせるように、ノートにまとめていました。この内容が素晴らしいのです。ノートや手帳を活用している私なんて、足元に及びません。

大学で彫刻を専攻していたせいか、ノートも作品を作るようにきちんとまとまっています。全く知識のない私が読んでも、とてもわかりやすいです。

このノートをもとに、私が次女に買ってあげた1冊の問題集を使って時間をはかりながら繰り返し製図を描いていました。

1年目は「どうあがいても、実技試験の時間が足りない!」と言っていましたが、2年目に試験から帰ったときは、「時間が余ってしっかり確認できたから、100点に近いかもしれない!」と喜んでいました。
そのときの様子を見ながら、次女の大学受験のことを思い出しました。

高校3年の夏に、突然、大学の彫刻科に進みたいと言い出し、美術部の顧問の先生の紹介で短期のスクールに通いましたが、苦手なデッサンは見事に不合格でした。

そこで予備校に通い始めたのですが、周りの友人たちのレベルが高すぎて、プレッシャーに耐えられず、2か月ほど自宅から一歩も出られなくなりました。
しかし2か月経って吹っ切れたのか、そこからひたすらデッサンを描き続けました。
そして、翌年第一志望の大学に合格しました。
しかも、合格を手にしただけでなく、試験課題の「塑像」も「デッサン」も試験課題の参考作品に選ばれ、パンフレットに掲載されるほど腕を上げていました。

「何にもないところから、一つずつ形になっていくのが楽しみなんよ」
いま、次女が専任で携わっているマンホールの充填作業も、次女の勉強のしかたに通じるところがあります。

いつも、何か目標を持って、その達成のために楽しみながら、とことん取り組んでいるのは、私とよく似ています。
小さい頃は、やりたいことも、なりたいものもなくて、長女や義母にべったりくっついていたのです。人生どんな展開になるか、わからないですね。

勉強のしかたは、高校受験のときに身につけたことが役に立っているようです。



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