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講師デビューを支援する(3)

4.初登壇が決まった!

小玉さんが、オンラインで株式会社ノビテクの大林社長にプレゼンテーションされるとき、私も青木さんも立ち会いました。

小玉さんは、私たちがヒアリングするときも、ミーティングのときも、プレゼンの直前打ち合わせのときも、いつも動じず、落ち着いて淡々と語られていました。
それが、小玉さんの強みであり、私や青木さんと違う点でもあり、小玉さんらしさでもあると思いました。

大林社長に承認していただいて、ノビテクの講師登録はできましたが、登録したからと言ってすぐに仕事が入ってくるわけではありません。

初登壇の機会は、私たちで作りたいと思っていました。
しかし、小玉さんはずっと被災地で活動を続けられていたので、リアルはもちろんオンラインでも、登壇の機会を作るのは難しいと思っていました。

特に、講師登録ができた直後、能登半島地震が起きて、小玉さんは、地震発生直後から輪島市での活動を始められていました。

小玉さんには被災地からオンラインで登壇してもらうようにし、私と青木さんがオンラインでセミナーを進行するという形式がベストなのではないかという思いはありましたが、オンラインで小玉さんのお話をどこまで届けることができるか?不安もありました。
そんな中、青木さんが登壇の機会を作ってくださいました。青木さんの高校の同級生の方を通して、ハイブリッドのセミナーを行うことが決まったのです。


お仕事のご依頼をいただいた、おおた社会福祉会さんでは、ハイブリッドのセミナーをよく開催されていました。
リアルでもオンラインでも安心して受講できるように会場設営やオンラインの環境を整えてくださったり、ご質問やご感想をオンラインで入力するツールを活用されたり、私たちの登壇に関する不安を払しょくしてくださいました。

そして、小玉さんと3人で何度も打ち合わせを行いました。
初登壇の日が近づいても、小玉さんはいつもの小玉さんで、全く動じておられませんでしたが、私はだんだんプレッシャーを感じていました。

小玉さんのお話を始めて聞いてくださる方に、何をどのように話してもらうか?私たちのサポート力が問われると思ったからです。そして7月17日。小玉さんの初登壇の日を迎えました。



セミナーは、社会福祉会の方だけでなく、小玉さんのお知り合いの方(輪島市で被災された方も参加してくださっていました)、私や青木さんの知り合いの方など、約70名の方に参加していただきました。

2年ちかく、小玉さんのお話を何度も繰り返しお聞きしてきましたが、当日は初めて伺うお話もいくつかありました。

青木さんが、当日の様子を振り返ってブログに
「もっと小玉さんのメッセージをズドンと伝えられそう!」
「もっと多くの人が聴きたいと思う講演ができそう」
と書いておられましたが、私もその通りだと思いました。

プロジェクトが発足して2年、多くの方の力をお借りして、小玉さんの初登壇という目標を叶えることができました。ここから、どのようにこのプロジェクトを発展させることができるか?ますます楽しみです。


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