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自分事にしているか?

先日購入したジョッター@Parker万年筆の書き味がよくて、今、筆記具のセンターをはって活躍中です。書き味の良い筆記具は、仕事のモチベーションを上げてくれますね!

今日のテーマは、「自分事にする」について
自分事か他人事か?は、傍から見てよくわかります。自分事にしているつもりでも、他人事になっている人が多いです。そのことについて私見を書いてみました。

何に取り組むにしても、「目的」を明確にすることは大事ですが、手段が目的になっている人が非常に多いです。

「メモを取る」「ブログを書く」「プロフィールを作成する」…。これらは、全て手段であって、これ自体が目的になることはありません。
必ず、「…のためにメモを取る」というように、前に何かがついているはずです。

そして、実は、目的は2つあります。1つは何かを得るため、誰かの役に立つため目的で、もう一つは自分自身の目的です。
例えば、ブログを書いたり、プロフィールを作成する場合、「仕事を取るため」「集客のため」というのは、自分の目的のように見えますが、何かを得るための目的です。

セミナーやSNSで、仕事を得るため、集客のためには、このようなポイントをおさえて、ブログやプロフィールをこのように書きましょう。
と、具体的なやり方を紹介されていますが、それをそのまま実践したところで、100%、仕事や集客につながるわけではありません。
理由は、自分事として捉えず、言われたまま取り組んでいるからです。

「自分事として捉える」とは、自分自身がどうなりたいか?が明確になっていることを意味します。
自分自身がどうなりたいか?は、自分で考えるしかありません。セミナーに参加している人、SNSを見ている人の「どうなりたいか?」はみんな違うのです。

自分自身の目的が明確でないと、「メモを取らなければいけない」「ブログを書かなければいけない」「プロフィールを作らなければいけない」という義務感になってしまいます。苦手なことに取り組んでいる場合、義務感が強いとだんだん辛くなってきます。
しかし、「こんなことでネをあげてはいけない!」と自分のお尻を叩いてそれでも必死で続けていても、自分が本当に得たかったものを手に入れられません。

「義務感」と「使命感」は似ているようで全然違います。使命感は、自分事としての明確な目的のもとに芽生えます。
使命感があるから、何としてでも実践・行動したい!という思いが強くなります。「時間があればやる」「後回しにする」ということはありません。「時間があれば」ではなく「いつやるか?」になるし、単なる「後回し」ではなく、優先順位をつけた上での「この次」です。

周りで見ている人にとっては、達成したい目標や果たしたい目的と、今やっていることに何の意味やつながりがあるのかがわからなくても、自分自身が、現状とゴールと、そこに直結する取り組みが明確に出来ていれば、どんなことにも愚直に取り組むことができます。

私はプロフィールを半年かけて作り変えました。それは、これからの人生を、もっと自分らしくブレずにしなやかに生きていきたいと思ったからです。
仕事を増やすためや、仕事を拡大することではありませんでした。
プロフィールの分身です。そこには私の過去・現在・将来が具体的に記されています。その3つは「理念」という軸でしっかりつながっています。

プロフィールを作成することで、選ぶ言葉が変わりました。
関わっている人や仕事のどこにもっと力を注げばよいかも明確にできました。
もっとやりたいことがたくさん見つかりました。

結果的に仕事の拡大につながっています。
作り直したプロフィールを提出したからではありません。
プロフィールに書いてあることを、自分の言葉と行動で示しているからです。

ブログもSNSも同様です。自分が何のために発信・配信しているかを明確にしているので、迷いもないし行っていて楽しいし、日々、たくさんの気づきがあります。

やり方や体裁ばかりを追求するのではなく、自分の頭と心の中にある思いや考えを言葉にすること。
すぐにできるカンタンなことではありませんが、そこに力を注ぐことが自分を変えるためには一番大事なことなのです。


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