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ゼロから1を創り出す
研修や講義と資料作成などのデスクワークを両立させるために、毎日記録をつけている手帳が一翼を担ってくれています。
使っているのは『ほぼ日手帳カズン』です。
11月に入ると、来年の手帳について、雑誌の特集が組まれたり、特集本が出ます。ビジネスマン対象の雑誌なので、ビジネスに活用する手帳が多く紹介されています。
どの特集を見ても、ほぼ日手帳の紹介は少ないです。
ほぼ日手帳は、プライベートの充実を図るためや、クリエイティブな仕事を
している人が想像力や創造性を高めるために活用されていることが多いような気がします。
だからこそ、私は、ほぼ日手帳を仕事における最強のパートナーにしたいと思いました。
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12年前から使い始めていますが、最初の頃はプライベートも仕事も、なんでも記録をしていました。
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そして、毎日の記録が習慣化できたので、6年前から仕事メインで活用するようになりました。
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昨年から、毎日のページを3分割して使うようになりました。これが、拙書「3スプリットメモ術」に繋がっています。
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最初は、上部、左下、右下に何を書くかを決めていましたが、今は、その時に記録したいことに応じて分け方を変えています。
「決めたことは、ずっとそうでなければいけない」と私は思っていません。その都度、目的に応じて変えていいと思っています。だから、迷いがありません。
ただ、「分けると分かる」ということは変わりません。書くときにスッキリ整理されるし、わかりやすいし、このパターンが今一番のお気に入りになっています。そして、ほぼ日手帳の自由度の高さが私にはピッタリなのです。
そして、書くことやページを埋め続けることを目的にするのではなく、仕事に活かすこと、仕事の成果につながる役割を持たせることを大切に、それぞれのページについて活用を工夫してきました。
月間スケジュールのページも、バーチカルのページも、日々のページも、付録のページも、全て私にとって意味のあるページであり、役割を持っています。そして、それぞれのページ同士が連携しあって私の仕事が円滑に進むように手伝ってくれています。
先日、糸井重里さんが、ウェブサイトのインタビューで、ほぼ日手帳が誕生した経緯や、大切にしていらっしゃることを話されていました。
・一番近くにいるユーザーは自分自身。自分がどうすれば使い勝手が良くなるかを追求してきた。
・今の手帳にはない手帳、使い勝手の良い手帳、自分が欲しいなと思う手帳を創ろうと思った。
・「世の中はこうなっているけど、全部はそうならないよ」という意識がほぼ日手帳のベースにはある。 だから、「こういう手帳があってよかった」と思ってくれる人が82万人もいるのは嬉しい。それが多いとか少ないとかは関係ない。共感してくれる人がいるかどうかが大事。
・手帳には僕の魂がこの中に入っている。言うなれば、『手帳は仕事の本』
・自分たちのアイデンティティ―を表現したかったので、よその手帳と比べる必要はなかった。
糸井さんの話されている言葉の一つ一つに共感できました。だから、私はこの手帳に魅かれて活用しているのかもしれないと思いました。
さらに、最後に糸井さんが大切にしていることに強く共感しました。
「元からあるものを良くしようと思っても、考えれば考えるほど細かいところをよくしようとなりがちです。
それで生まれるものは、所詮、その時あるもので足りているものにすぎないのです」
ゼロベースで考えることの大切さを強調されていました。
私は何の目的でどうしたいのかな?
今の状態を切り拓くために何が必要かな?
真似から入る場合もありますが、私はすべて自分自身が0を1にすることを大切にしています。
ナンバーワンよりオンリーワンです。
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