自分の居場所は自分で居心地よくする
早朝アルバイト3日目。
昨日より作業スタッフの人数が5人も少なくて、荷物の量は昨日よりも多かったのですが、8時までには目標の作業が終わりました。
ドライバーさんにも、「あれ?もう終わったの?」とビックリされるほど、作業がスムーズで気持ちよかった!現場は吹きっさらしで寒いし、荷物はやたらと重いものが多いし、しょっちゅう作業ルールが変更になりますが、作業の終わりに達成感が味わえると、「明日も頑張ろう!」とワクワクしていきます。
現場は慢性的な人手不足です。でも、頭数が多ければ作業がスムーズに進むわけではないのです。
今日、人数が少なくても、時間内に予定の作業が終わったのは、
仕事に慣れているベテランが多かったのと、
短期アルバイトの人には、誰かにやり方を聞かなくても出来る仕事に専念してもらったことで、ベテランスタッフの作業の手が止まるのを防げたからです。
また、みんなで一斉に同じ仕事をするのではなく、
1人は動線の確保や、終わった作業の確認などアシスト的な役割を担うことも大切です。
空になったボックスや段ボールの箱をそのまま放置していたら、仕分け終わった荷物や台車が通りにくくなり、その分時間がかかります。
まだ、仕事を覚えていないスタッフさんに、別の作業をお願いするのも、作業しながらだと説明が十分行えいないので、アシストしている人が作業の割り振りを行います。
長年、銀行の店舗指導に携わり、5年前からこの早朝アルバイトを始めたことで、『何をどのように改善すればスムーズになるか』を見極める力が養えたように思います。
改善提案を行った店舗を再度訪れたときに、成果に繋がっているのも嬉しいですが、自分が考えて実践したことが成果に繋がるのはもっと嬉しいです。
そして、もっと嬉しいことは、仕事が終わって、リーダーや他のスタッフさんとその日の作業を振り返って、出来ていなかったことをどう改善していくかを、自然に話し合える雰囲気や関係になったことです。
最初から、働く場所の環境が整っているところなんてありません。
配送センターの環境は最悪でした。でも、自分が出来ることを増やしながら、一緒に働くスタッフさんたちにとっても、作業しやすいようにあれこれ工夫したことで、「明日はアルバイトの日だ!!」とワクワクするような場所に変わっていきました。
仕事を続ける秘訣は、自分の居場所は自分の出来ることで少しでも居心地よくすること
早朝アルバイトだけでなく、講師や店舗改善指導の仕事も同じだと思います。
明日は4連勤の4日目。張り切って仕事をしてきます。