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「何のためにするか→どう使うか」の順

大雨に気を取られている間に、8月も下旬に突入しました。
あと10日で9月。
9月1日には、来年の手帳が発売されます。来年も使うのはもちろん「ほぼ日手帳」です。
ほぼ日手帳のサイトには、8月1日から「予告カレンダー ほぼ日手帳2022」というサイトが開設され、発売される手帳の魅力や、手帳・カバーの選び方が毎日更新で紹介されています。
すでに、この手帳を10年使っている私には、詳しい説明や使い方にはあまり興味がないのですが、見ていて楽しいのは確かです。

「何事も10年続ければその道のプロの入り口に立てる」
「真似から始めても、10年続けていれオリジナルなものが生み出せる」
というのは本当だなと実感しています。 


ブログや手帳を使っていて、最近気づいたことがあります。
それは、「何かを始めるときに人のタイプは2つに分かれる」ということ。

①「やり方や、どう使えばいいかを詳しく知りたい」というタイプ
②何のために、何をするかを決めたら、やり方は後付け」というタイプ

私は②のタイプです。

効率的に自分のモノにしようと思えば、①だと思います。
①のタイプの人は、いろんなやり方に飛びついて理解しようとします。ノウハウを得たときに、一番達成感が味わえるのではないかと思います。

②のタイプは、人のやり方や標準的なやり方にはあまり関心がありません。自分サイズのやり方にこだわりを持っています。だから人に聞かない。人のノウハウにあまり興味がない。そして習得するのには時間がかかります。うまくいかないこともたくさん経験しますから、悶々としたりイライラすることもあります。
手あたり次第自分で調べて、自分のサイズにあった納得のいくものを得る。そのためには多少のイライラや悶々した気持ちも厭わない。
そういう気持ちと付き合えるのは、何のために何をしたいかが決まっているからです。
自分サイズのやり方を見つけるまでに、同時進行としてやりたいことがどんどん具体化していきます。
そして、やり方がわかったら、一気に走り続けることができます。

やり方をマスターするのはスタートであってゴールではありません。
始めるのに躊躇している人も少なくありませんが、始めるのはカンタンなことです。本当に難しいのは続けることです。

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上の図は、30年前、講師を目指して準備し始めた頃に読んだ空閑貞子さんの著書「35からの妻能開発」にあった内容をイラストにまとめたものです。

どんなに素晴らしいやり方を知っても、自分で編み出したものでない限りそのままは使えない。
はじめても、何のために何をするかを明確にしてストックしておかないと、続けることが目的になって辛くなって辞めてしまう。
SNSも手帳も、ノートも、仕事も、ダイエットも…どんなことにも共通していると思います。

ノウハウが簡単に手に入る時代になって、「無駄なく効率よくかっこよくやりたい」と思っている人が増えたような気がします。
もちろん、時間は命と同じくらい限りある貴重なものですから、試行錯誤にあまり時間はかけないほうが良いのです。

①だから、まず自分にとっての必要性を感じて
②活用のイメージをどんどん膨らませながら、
③概略を素早くつかみ、
④続けながら改善や工夫を加えていく

この手順がベストなんじゃないかな?と思っています。あくまで私的には…というお話です。

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