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神々のラメン


一年前、壮絶な戦闘の末に偽豆腐はうさばいとを倒した。しかし、その勝利にもかかわらず、世界は依然としてLoRの影響下にあった。それでも人々は日常を取り戻そうと、懸命に生活をしていた。

ぽりお姉さん

一方、トレジャーハンターとしての日々を送るぽりお姉さんは、新たな冒険に胸を躍らせていた。彼女にはある奇妙な癖がある。定期的にラメンを食べなければならないのだ。

ラメン…ラメン…

この奇妙な癖のために、ぽりは時折、禁断症状に苦しみながらも、未知の味と宝を求めて世界中を飛び回っていた。


ある日、ぽりは伝説のラメンについての噂を耳にする。それはただのラメンではなかった。食べる者のどんな願いも叶えることができるという、「神のラメン」と呼ばれる幻の食べ物だった。そのラメンを求めて、彼女は旧友であり、冒険者の「のや子」とともに、その手がかりがあるとされる古代遺跡へと向かった。

のや子

遺跡の奥深くに進むぽりとのや子は、ついに幻のラメンを発見した。それは神秘的な輝きを放ち、伝説の如くそこに静かに置かれていた。ぽりが手を伸ばし、その奇跡の一品を手にしようとしたその瞬間、空気が一変する。

ラメン


突如、銃声が響き渡り、背後から現れたのは他ならぬ世界統一機構LoRの新総帥、偽豆腐だった。彼女の目は冷酷な光を宿し、手には銃が握られている。

LoR総帥 偽豆腐

ぽりはすぐさまのや子に向かって「逃げて!」と叫んだ。しかし、その瞬間、のや子の体が震え始め、ラメンを目の前にした禁断症状が彼女を襲う。

ラメン…ラメン…

ぽりは彼女を守るために偽豆腐に立ち向かおうとするが、その前に偽豆腐の側近である源さんが現れ、ぽりを一瞬で捕らえた。源さんの手は早く、ぽりは抵抗する間もなく縄で縛られてしまう。

源さん

偽豆腐がそれを手にしようとした瞬間、突如ラメンから眩い光が放たれる。その光が収まると、そこには「ラメンの魔人」が現れていた。その巨大な姿と圧倒的なオーラは、一同を恐怖に陥れる。

ラメンの魔人は現れるなり、周囲に無差別なエネルギー波を放ち始める。魔人の力は計り知れず、遺跡の壁までもがその衝撃で震える。


偽豆腐は直ちに撤退しようと命じるが、その時、側近の源さんが突如膝を抱え込んでうずくまる。彼もまた、ラメンの禁断症状に苛まれていたのだ。

ラメン…ラメン…

偽豆腐はぽりに向かって、「協力し合ってここから脱出しよう」と提案する。
しかし、彼女もまた禁断症状に苦しんでおり、立つことさえままならない。

ラメン…ラメン…

絶体絶命の状況の中、突如として壁が轟音を伴い破壊され、ひこにゃんが現れる。彼女の登場により、場の空気が一変した。

ひこにゃんは即座に魔人の攻撃を巨大なバリアで防ぎ、ピンチを救う。


その様子を見て、正気を取り戻したぽりはすぐさまひこにゃんに枝豆を投げた。

枝豆を手にしたひこにゃんはその力を解放し、巨大化。

さらに、彼女は戦車を召喚し、遺跡を揺るがすほどの砲撃で魔人を撃退する。


一方で、その戦いの横で、豆腐と枝豆が奇妙に共鳴し始める。二つの食材から発生した不思議なエネルギーが偽豆腐を取り巻き、彼女は見る見るうちに縮んでしまった。




ぽり「て事があって、私が総帥になったのよ」
なまこ「はぁ…」

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