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起業初心者が情報収集してみた

何はともあれ情報収集

開業保健師になろうと決めたときに、個人事業主をしている人たちのSNSやホームページをチェックしました。
保健師に限らず、ヨガ教室、バレエスタジオ、メイク講師、着付け教室etc…
業界の技術を習得した猛者たちが、ライフイベントを乗り越えて開業したであろう形跡から起業のヒントを得ようとしていました。

その中で最初に目についたのは「取得資格」「経歴」でした。

○○スタジオ公認インストラクター
○○協会××アドバイザー
○○流 師範
ミス○○201X 準グランプリ
国際○○コンクール 特別賞受賞

やっぱり取得資格欄が豪華だとちゃんとした先生って感じがするなーと思いながら見ていました。
…それにしても世の中にはたくさんの資格やそれに準ずるものがあるな、と勉強になりました。

さて、産業保健師界隈では

Googleで引っかかった開業保健師事務所のホームページも上から一通りチェックし、プロフィール欄を見ると
「この人、博士号持ってる!」
「大手企業の本社で統括保健師!?」
「何かの団体の理事!?」
と、別格の保健師経験値+大きな肩書に圧倒され、私のような中堅保健師が起業なんて恐縮です…と段々委縮していきました。

仕事を得るためには信頼を得なければならない→自分も経歴や肩書が豪華だと、ちゃんとした人として認識してもらえるかも!と思いました。
でも、そんな次元のレジェンド保健師と肩書バトルをしても負けるに決まっています。
経歴や肩書で飾り立てても勝ち目はない、そもそも誰と戦ってるんだ私…
無理やり自分を飾り立てようだなんて安易な考えですね。

少し落ち込みましたが、情報収集の日々は続きます。

SNSで産業保健師アカウントを検索

仕事をするときはネット上のホームページを検索し厚労省的な公的な情報源から情報を得ることが癖づいていましたが、母になり家事育児の合間の検索は専らインスタユーザーになりました。
楽しいですよね。インスタ。

インスタで#産業保健師 #開業保健師で検索すると、同年代の保健師さんたちが開業や開業準備しているではありませんか!産休・育休中の人たちも!
おお!同志たちよ!

ついでにインスタのおすすめに助産院を開業した助産師アカウントも出てきて、起業したい中堅看護職は私一人じゃないんだと勇気をもらいました。
やはり、家で赤ちゃんと二人で開業準備をしていると、外の世界への視野が超狭窄しますね。

検索するツールが違うと、引っかかる情報の内容も違うんだなということに気づきTwitter(現:X)やfacebook、そしてこのnoteでも色々検索してみました。
え、ここ学会会場のロビーですか?というくらい一度にたくさんの保健師さんの存在を知ることができました。

確かにオフィシャルなホームページは取引先向け、SNSはもっとフランクな場所ですよね。早めに気づいて良かったです。

情報収集で気づいたこと

私は産業保健師だから起業したら産業保健業務をするんだと思い込んでいました。そして、「資格を取ればいいことがあるんじゃないか」「立派な肩書が必要じゃないか」という考えに囚われている自分にも気づきました。

SNSで検索してからは、開業保健師にはいろいろな人がいて、学校保健にいたノウハウを生かしてもいいし、地域支援をしてもいい…保健師資格を飛び出して自分がやりたいことをやっていいんだということに気づきました。

そんな気づきも踏まえて、私が選んだ仕事は中小企業支援です。
理由は、一から畑を耕すような支援をしてみたいという好奇心です。
ぶっちゃけた話、荒れ地に鍬を入れるところから始まる…みたいな展開もあるので、大変ですが満足度は高いです。
あと、何度も言いますが儲かっていません。でも楽しいです。

noteで情報収集中のあなたへ

この記事をここまで読んでくださったあなた!
私はここにいるよー!開業保健師になりたい同志たちよ!
あなたも何かやってみたい好奇心ちゃんですか?
あなたも頑張ってねー!
とこの記事を書きながら心の中で大きく手を振っています。

noteに記事を書くのって、SNSの大海に小瓶で手紙を流すような作業だと感じていますが、この小瓶の手紙を拾ってくれたあなた!
その野望を私も応援しています。
一緒に頑張ろうね。

おわりに

「ヒットする確率が高いインスタでの発信をなぜしない…(呆)」
「それは発信できる文字数が少ないからです」
「なら、インスタのアカウントから誘導すればいいじゃないか」
「…マンパワーが足りません」
と内なる自分が会議をしています。
無惨様と下弦の鬼たちの会話だったら一発でアウトですね。

余裕ができたら森の母熊アカウントを作ります。
良かったら♡スキボタンで応援してください。がんばります。

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