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月島影山デッキのすすめ



挨拶

はじめまして、すえすえと申します。
今回、月島影山デッキを紹介するために初めてのnoteを書いていきます。

一般的には赤ハイキューというと変人速攻デッキ(日向&影山)や烏野1年生デッキ(日向&影山&月島)を思い浮かべる人が多いと思いますが、月島と影山をメインで日向を抜いて組んでいるデッキはあまり見かけません。個人的にある程度納得のいくお気に入りのデッキになったので、紹介していこうと思います。月島が好きな方や防御型のデッキが好きな方に少しでも参考にしてもらえたらいいなと思います。

このデッキの主な戦績としては争奪戦優勝1回入賞1回とユニチケ優勝2回です。田舎在住ゆえにあまり多くのイベントに参加できないため、多くの結果を残したわけではありません。

(7月16日追記)
7月13日に開催された夏のユニアリ祭のハイキュー争奪祭では2部どちらも参加することができて、どちらも3勝1敗で文字無しのユニオンレアを獲得することができました。あと1勝でwinnerに届いたので悔しいのはもちろんのなですが、安定感があることはわかってもらえるかなと思います。争奪戦での通算戦績も10勝3敗とかなり高い勝率を保つことができました。



初めてということもあり、わかりにくい部分などあるとは思いますが、温かい目で見てもらえると嬉しいです。



デッキレシピ


現在使っている月島影山デッキ

今回紹介したいのはこの構築です。様々な構築を試してみたのですが、今はこの構築に落ち着いています。守りのデッキであるために安定感を意識して組んでいるのが今回の紹介する型の特徴となっています。

このデッキのトリガーは以下のようになっています。

トリガー内訳
 ゲットトリガー 4枚
 ドロートリガ― 14枚
 アクティブトリガー 12枚
 レイドトリガー 8枚
 カラートリガー 2枚
 スペシャルトリガー 4枚
 ファイナルトリガー 4枚
 ノートリガー 2枚

赤ハイキュー全体の強みであるトリガー持ちを採用しやすいことを存分に生かした構築にしています。



各カード紹介

ここから各カードの採用理由や長所短所、使い方などを説明していきます。

0エナ

  • 0/1 月島蛍 4枚

レイド元のゲットトリガー


  • 0/1 影山飛雄 4枚

レイド元でルーターかつドロートリガ―


  • 0/1 澤村大地 3枚

この枠は様々なカードを試しましたが、月島で手札を消費するデッキということもあり、結果的にドロートリガーを持っている澤村を3枚投入という形に落ち着きました。


1エナ

  • 1/1 月島蛍 4枚

レイド元かつアクティブトリガーを持っていること、さらに中盤以降フロントラインに出しても活躍できる優秀な退場時を持っていることから月島デッキでは抜く理由がありません。のちに詳しく説明しますが、スペシャル枠にキルブロックを採用していることもあり、かなり様々な場面で活躍してくれます。


2エナ

  • 2/1 影山飛雄 4枚

レイド元かつレストすると1000パンプとエナジーLに置いときやすい効果なのにも関わらず、アクティブトリガーを持っているのが強みです。ただし、効果対象が[特徴ミドルブロッカー]と[特徴ウイングスパイカー]のみであるので、このデッキでいうと[特徴セッター]である影山飛雄菅原孝支にはパンプができないのは注意点です。起動メインの主な役割としては3/1月島や移動済みの3/1旭をBP4000にすることで、フロントLのBP4000を増やしてサポートします。


  • 2/1 菅原孝支 3枚

登場時にインパクト1を付与してくれるカードです。こちらも2/1影山と同様の効果対象の縛りがあります。このデッキではレイド影山が「ブロックできない」を付与することができますが、素でインパクトを持ったキャラがいないので、重要なダメージ源として働いてくれます。ただし、注意点としてはレイド影山などには付与できないうえにインパクト+1ではないので、菅原2枚で同じキャラに効果を付与してもインパクト2にはなりません


3エナ

  • 3/1 月島蛍 2枚

レイド元かつ2エナジー発生ではあるもののノートリガーというところが足を引っ張って2枚採用に落ち着きました。また、今回の構築ではドロートリガ―を多く採用しており、手札を捨てる手段もレイド月島のみの構築になっているため、ブロック時の条件達成がしにくいのも枚数を減らした要因です。


  • 3/1 山口忠 2枚

登場時1ドロー(条件付き)と2エナジー発生なのでもちろん優秀なカードです。4枚採用をしていた時もありましたが、このプールにはサーチできるキャラカードがないことも相まって絶対登場時で1ドローできるとは言い切れません。なので、回していくうちに下で紹介する旭に枠を割いた方がよいという結論になりました。


  • 3/1 東峰旭 4枚

このキャラは2エナジー発生かつアクティブトリガー持ちというのがまずは偉いところ。また、移動したターンBP4000になる効果を持っているため、エナジーが確保できているときは躊躇せずフロントLに出してアタックさせます。移動したターン以外ではBP3000になってはしまいますが、エナジーLに2/1影山がいれば毎ターンBP4000でアタックすることもできます。


  • 3/1 翔べ 4枚

ファイナル。このデッキは守りながら戦うので、長めの試合展開も考えて4枚採用。            


4エナ

  • 4/1 澤村大地 4枚

ドロートリガ―持ちのBP4000。登場時に自分の場のキャラを別のラインに移動させることができ、さらに条件で1ドローすることができます。序盤はエナジーLのキャラをフロントLに移動させてアタッカーの数を増やすことが多く、中盤から終盤にかけては1ドローしてリソースを確保したりレイド影山の移動条件を達成するために使います。ドロートリガ―持ちかつ登場時でドローが可能なため、このデッキとはとても相性が良く、4枚採用になりました。


  • 4/1 影山飛雄(レイド) 4枚

このデッキのキーカードの1枚。起動メインであるため、生き延びれば生き延びるほど効果を発揮でき、状況に合わせて付与効果を自由に選べるので相手としたらかなり厄介な存在。しかし、このデッキを見た時に日向がいないから効果2つ付与の条件達成ができないんじゃない?と思いますが、変人速攻デッキと違い、BP4000のアタッカーを並べて攻撃するデッキなのであまり影響はないと思います。また、レイド時の移動での条件達成が可能なので、日向がいなくても意外と条件達成ができます。そして、月島デッキと相性の良い点としてはキルブロックで狙い撃ちができるので「ブロックされなかったとき、カードを1枚引く」の効果を相手の盤面に依存せず、自分から狙って発動することができます。                            


  • 4/1 キルブロック 4枚

なんといっても他にはない特殊なスペシャルを使えるのが、このデッキの特徴。このキルブロックは除去カードの役割を果たしつつも守りにも使える唯一無二のカードです。狙い撃ちを付与して除去するという部分は割とありがちな除去カードですが、さらに「月島蛍」に狙い撃ちを付与した場合に次の自分のターン開始時まで「バトル中BP+3000」を付与できます。これで次のターンの有効ブロックを1枚作ることができます。注意点としてはバトルしていない時はBP上昇効果がないので、除去効果を相手にに使われるときは元々のBPを参照されてしまいます。


5エナ

  • 5/1 月島蛍(レイド) 4枚

残れば残るほど手札を捨てるだけで有効ブロックが可能になる防御型のキーカード。基本的にはブロック時は1枚捨ててBP4000の相手キャラを有効ブロックしますが、2枚以上捨てれば、相手のアタックしたキャラか相手の手札1枚を場外に送れるので手札に余裕があるときは積極的に狙っていくと相手が苦しくなっていきます。そして、登場時に1ドローできるのも地味に偉い効果。自分からブロック時のコストを確保してくれます。



不採用カード

  • 0/1 影山飛雄(スターター)

不採用の0/1影山

こちらは登場時でBP+1000できる0エナジーのカードかつレイド元なので入れてもいいと思うかもしれませんが、他の影山のレイド元2種が優秀であるためにレイド元8枚は無難に確保できることからノートリガーを無理に入れる必要はないと考えました。また、パンプ効果も2/1影山がいるため、有効に働く場面があまり多くないことも理由の1つです。

  • 2/1 SR西谷夕

不採用の2/1西谷

インパクト無効は月島3種のブロック時や退場時でインパクトを止めることが可能であることで無理に入れる必要がないことや2エナジー帯に採用したいカードが多いことで不採用にしました。ただし、アタックフェイズ終了時にフロントLと入れ替われる効果はとても優秀で、レイド影山やレイド月島と入れ替わってエナジーLに隠すことができるので、立ち回りやかみ合い次第では刺さる場面も少なくないために採用もありだとは思います。

  • 4/1 影山飛雄(スターター)

不採用の4/1影山

4/1澤村との入れ替え候補。起動メインはレイド影山の条件達成もしやすくてとても優秀ですが、手札コストが必要なことゲットトリガーであることから不採用にしました。しかしながら、小型にパンプをかけながらレイド影山の移動条件を達成できることから相性自体は悪くありません。結果的にはこのプールはサーチキャラがいないため、ゲットトリガーよりドロートリガー+ドロー効果でレイドキャラにたどり着きやすくする澤村を優先しました。

  • 烏野高校排球部

不採用の烏野高校排球部

5枚見て[特徴:烏野高校]を2枚サーチできるイベントカード。散々書いてきたサーチ効果がないという弱点を補えます。ただし、イベントカードであることによってキャラの展開が遅れることやドロートリガ―・ドロー効果を多めに採用できている構築なので今回は不採用にしています。ドロートリガ―やドロー効果が多めの構築にしていますが、確実にレイドキャラや2エナジー発生にたどり着きたい場合は今の型でも2枚程度の採用ならありだと感じています。




キルブロックの使い方

キルブロック周りのコンボに使えるカード

カード紹介でも言いましたが守りにも使えるスペシャルということで使い方によってかなり相手が嫌がる動きをすることができます。 
「月島蛍」に付与するとバトル中のBPは上がりますが、自身の効果で元から有効ブロックができるレイド月島に付与する動きはそこまで強くありません。0/1月島でもBP4500で狙い撃ちやブロックをすることができるため、画像のレイド元の月島に付与するのが基本的な強い動きとなります。相手キャラを除去しながらスペシャルなどを使いにくい有効ブロックが1体できるため、かなり嫌な盤面でターンを返すことができます。また、2/1菅原と一緒に使うことで狙い撃ちインパクト+次ターン有効ブロックを月島に付与することが可能です。手札に2枚揃っている時は積極的に狙いましょう。

ただし、注意点としてはハイキュー環境では青葉城西の岩泉、ベーシックでは紫アンティーカの摩美々など小型除去がしやすいカードがあるデッキに対してはバトルするまではBP+3000は機能していないため、0月島や1月島に効果付与すると除去されやすいので気を付けながら戦う必要があります。



別の型の紹介

手札コストを増やして攻撃力を上げた戦う型

こちらの型は2/1西谷4/1影山(スターター)を採用することにより手札コストを使用しつつ、4枚採用にした3/1月島の条件を達成しやすくしています。また、4/1影山(スターター)にすることで4/1澤村と違って場に残すと面倒くさいBP4000のキャラが増えるのもこの構築の強みです。
そして、4/1影山(スターター)の起動メインでは2/1菅原をBP4500にしたり、BP2000の0/1澤村や1/1月島、3/1山口をBP3500にしてレイド影山の「BP4000以上にブロックされない」と残りの2つの効果のうちの1つを付与しながら戦います。
この型では、手札を削りながら攻撃力を上げていくデッキであるため、メインで紹介している型よりも安定感がなく、手札管理やエナジー管理は十分に注意する必要があります。

7月13日開催の争奪祭にて(7月16日追記)

争奪祭での構築について

争奪祭で使用した構築

今回の争奪祭で使用した構築は画像の通りです。この記事の本編に載せている構築において4/1の澤村から1枚だけ3/2の田中に変更しました。環境的に日向を軸にしたデッキ(変人速攻、烏野1年生)が多いと思い、日向を退場させられるカードを増やしたいと思って採用しました。また、2回アタックがある合宿組のリエーフも苦手ですが、田中で退場させることができます。ただ、2APかつ移動効果の対象に制限があることもあり、1試合で何枚も使えるかというとそうでもないため、1枚のみの変更になりました。


ピン差しした田中龍之介


実際の戦績

変人速攻 1勝0敗
烏野1年生 1勝0敗
青葉城西 1勝0敗
白鳥沢 1勝0敗
合宿組 1勝0敗
合宿組+研磨 0勝1敗
音駒 1勝1敗

実際に周り見渡してみるとやはり日向を軸としたデッキが多い印象でした。ただ結果的には黄色と多く当たってしまい、赤とは2回しか当たりませんでした。そして、わざわざ投入した田中に関しては1枚採用でかつ上記のマッチング運ということで、日向を退場させることなく、1度だけ合宿組の小鹿野を退場させただけでした(笑)また、音駒との試合は2試合とも対戦時間が25分以上かかり、守りデッキ同士の試合はやはり長引くなあと….


ハイキュー環境での相性について

7月16日現在で争奪戦の予定がなく、ワンバトルカップの参戦も発表されていない中なので、あまり意味がないのかもしれませんが、ここまで戦ってきて感じた各デッキへの相性について個人的に考えてみました。

ミラー 5分
変人速攻 5分or微有利
烏野1年生 微有利
青葉城西 5分or微不利
白鳥沢 有利
合宿組 微有利
音駒 5分

こんな感じで環境全体に対して明確な不利がないのが、特徴かなと思います。ただ、デッキパワーは低いものの小型除去がしやすい岩泉がいる青葉城西にはキルブロックコンボを打ち消されやすく、このデッキの堅い守りをうまくいなされることがあると感じました。また、合宿組に関しても木兎はレイド月島やキルブロックで守ることができますが、リエーフの2回アタックは対応が難しいカードの1つだと思います。このように大型のアタックには強いですが、連パンしてくるデッキや小型除去がしやすいデッキには慎重に戦わないと簡単に堅い守りを突破されてしまうと感じました。
このようにハイキュー環境では完全不利対面はないと思っています。

最後に

最後まで初めての拙いnoteをご覧いただきありがとうございました。これを読んで少しでも月島影山デッキについて知っていただけたら嬉しいです。

アドバイスやわからないことがありましたらX(@yquotpb5ve37171)まで連絡をいただければと思います。


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