はな

こんばんは。
今日も駄文にお付き合い下さいませ。

花、好きです。
でもどうしても虫と、何よりナメ⚪︎⚪︎が苦手で土いじりが出来ません。
私は集合住宅に住んでいるので、玄関先やお庭を綺麗にお花や樹木、果樹を育ててる人を見ると小さく頭を下げてます。

私の母は土いじりが平気な人です。
だから小さな庭に枇杷やぐみ、ネギもあれば茗荷や紫蘇も育て、花桃や蝋梅、水仙、スノーフレークが小脇にそっと咲く庭の手入れをしていました。
時期が来れば華やぐ庭も、季節過ぎれば緑一色です。
庭の花もいいけど、春夏秋冬の花を華美でなく数本飾る為花屋に行く私を母はよくバカにしていました。
自分で育てればタダ。やらない私は手間暇惜しんで小銭を垂れ流すタワケだと。

一人暮らしをしていた時も、世帯を持っても
時折り新聞紙に包んだ山百合や青紅葉を持ってきてくれましたが、母さん、それ他人様の山から勝手に盗ってきた花泥棒やん。諌めるて花を叩き付けて帰る始末。

よく花を嫌いにならずに育ったもんだ。

だから今の場所に引っ越す時、花屋が歩いていける距離にあるのがすごく嬉しくて、
月に一度は必ず買いに行ってました。

家族に不幸があり、葬式が出せる状態でなかった為
お棺に添える花輪を作ってもらってからしばらく足が遠のいてしまいました。

落ち着いてまた花を飾る気持ちの余裕が出来て
通っていた花屋を見てびっくしました。
花数が半分に減ってる…
いや、まだ花屋として一般客を迎えてくれるのはマシなのかもしれない。
まだ歩いていける距離にあった店は会員制になっていた。所謂サブスクというやつだ。
もう一件は廃業していた。

花を取り巻く環境の変わり具合に驚いたと同時に、
花を育てるスキルのない私は花屋さんと小まめに付き合っていかなければ、としみじみ痛感しました。

皆さんの所はまだ花屋さんは元気ですか？