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ビッグイニングBu-T3回戦(京セラD)

久々にバットの芯を食った打球音を聞いた気がするよ。打ち上げて首を傾げたり、打った瞬間に下を向くようなバッティングばかりを見せられて来た数週間だった。本当に乾いた良い音を聞いたよ。それが嬉しかったね。

オーダーを大幅に変更した。左の田嶋対策で前川やサトテルを外して、今季初スタメンの豊田や久々の原口を入れた。それが上手く機能した。豊田は初ヒットを記録して2安打したし、原口はホームランを打ちこんだ。木浪は内角のきびしい球を、肘を畳んで上手く打った二塁打。森下は勝負強い面を見せてレフトオーバーの二塁打で2打点。久々のビッグイニングの4点だった。

きっかけは原口のホームへの激走だった。タイミングはアウトだと思ったが、判定はセーフ。オリックスの中嶋監督がリクエストをしたが、判定は覆らず。中嶋監督は原口がベースタッチが出来ていなかったと憤慨していたが、本当に微妙だった。審判が決める事だから、それは仕方がない。そこからビッグイニングが始まった。オリックスのタッチアップ出来なかったプレーと、原口のホームへの好走塁。本当にちょっとしたことで勝敗は決まりますね。

西勇は素晴らしかった。立ち上がりに豊田の落球とヒットで無死一二塁の最大のピンチを迎えた。ここを切り抜けたのが大きかった。フェンスの少し前まで飛んだ大きいな左中間の当たりで、二走がタッチアップで三塁に行っていない。大きなボーンヘッドだった。ここから流れがこちらに来た感じがした。次の西川のライナーで飛びだしていた二塁ランナーをアウトでゲッツー。ここから尻上がりに調子をい上げて行った西。球数も少なく、テンポも良かった。昨年の9月以来の完封勝ち。これはチームに大きな弾みをつける。

ミエセスを二軍に行かせて、ノイジーが昇格するそうです。まあ、打撃も守備もおぼつかないミエセスよりはノイジーがまだマシですけどね。ただ、今年のノイジーはゲッツーマシーンになっているので、あまり期待はしていません。

今日のホークスの先発は左のモイネロ。昨日と同じようなオーダーで行くかもしれない。原口は引き続きクリーンアップで使いたい。

オリックスには一つ勝てましたね。現状を考えれば上出来です。3タテさえされなければ、連敗は伸びない。
今日はパリーグを独走するホークスとの対戦です。今の状態なら、負けても引きずらない。
オリックス戦と同じで、ホークスから一つ勝てれば御の字です。才木がいるしね。

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