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これが今の打線 T-D9回戦(倉敷)

日曜日が雨で流れたので、ローテが再編されて、火曜日が才木の登板日になった。これまで火曜日に投げて、勝ち星が伸びなかった村上は木曜日に回った。才木は相手のエースと当たる事が多くなり、勝ち星は伸びないかもしれない。これまでみたいには勝利は摘み上がらないかもしれないが、これもエースの宿命だ。自分の投球さえすれば、シーズンが終われば、トータルで成績が残っているのは間違いないだろう。

才木は倉敷での登板は初だった。マウンドの堅さとか傾斜は地方球場の独特さがあって、アジャストするのに時間は要しただろう。だが良く投げたと思う。8回に三塁打された球も、フォークボールをボールゾーンにキッチリと落としていた。上手くバットで拾われて三塁打になった。森下の守備も緩慢ではなかったが、ファウルゾーンが広く、二塁で止められなかったのが痛かった。そして、タイガースから戦力外になった板山の恩返しでタイムリーを打たれた。この1本は痛かったが、全ては抑えられないので仕方がない。

倉敷マスカット球場は以前の甲子園と同じ規格で作られていて、甲子園も以前はあれだけファウルゾーンが広かった。3年間の全面改修で甲子園のファウルゾーンは狭くなった。投手と打者の真剣勝負がプロ野球の醍醐味だから、MLBのようにもっとファウルゾーンは狭くてもいい。

主力もまだまだ若いし、伸び代は十分に残っている。だから、新外国人の野手を獲らなくても点は取れると思っていた。だが、考えが少し甘かったようだ。誰が悪いとかではすまない。全員が打ててないからね。今が不調なだけで、いずれ状態が上がってくると信じていた。だが、もう6月末だからね、さすがにここからは上向いて来ると信じたい。試合前のバッティング練習では、打線の復調を予感させる内容が見えたらしい。そう岡田監督が語っているので、上昇気配を信じたいと思う。もう、投手の見殺しを見るのは嫌だ。

9回裏、二死から佐藤がヒット。代走の植田が果敢に二盗を試みる。タイミングはアウトに見えたが、スライディングが鋭くセーフになった。アウトになったらそこで試合終了のプレーだったがよく走ったと思う。これが出来るから彼は一軍に欠かせない存在なんだが、良い仕事をしたね。渡邊の四球で歩き、一二塁になって代打糸原の登場。昨日のライデルはいつもと比べると良くなかったが、最後は糸原が三振に倒れる。10度目の完封負けだった。

今日は大竹と涌井。そろそろ打線の爆発を見たいですね。

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