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貧打極まる T-D10回戦(甲子園)

佐藤輝が1軍昇格後初の打点をあげた。フェンスの上部の金網に当たる、もう少しの大飛球だった。入ったかなと思った打球だったが、見返してみるとインプレーだった。惜しかったね、でも確実に上向いているのは間違いない。当たり前のことですが、やっぱり長打が出ると点が入りますね。

主力が打てなかったら伏兵が出て来るものですが。全く伏兵すら出て来ない。チーム全体が打てないのは、バッティングに関わるコーチ陣の力不足ですね。打てなくていいと思っている選手は皆無だから、試行錯誤に取り組んでいるのは間違いない。そこで的確なアドバイスが出来るかどうかで脱出する時期が早いかどうかは決まる。全員がずっと何か月も打てないんだから。指導者は何をやっているのかとの意見が出るのは普通だと思う。

佐藤輝と大山がファームに行っていて、彼らが帰って来たら打線はきっと上向くだろう。そう信じていたから、ファンは我慢していた。それなのに、彼らが一軍に戻っても一向に得点力が上がらない。かえって下がっているんじゃないかと思うほど、点が取れない。一体、どうなっているのか。

どれだけ投手陣に負担を掛け続けるのか。打線が1点を取れていたら、投げなくてもいい投手をどれだけ継ぎこんだのか。12回の漆原はエラーからランナーを出したが、本当によく凌いだよ。2試合で1点しか取れない打線で、どうやったら勝てるのか。投手陣が気の毒過ぎるよ。

9回で決められないからね。森下が死球で出塁し代走植田に。大山がアウトになったが、前川が右中間に二塁打を放ち二三塁。サトテルは申告敬遠で満塁に。ここから渡邊は三振に、小幡はセンターフライだった。あそこは決めなければダメですね。特に渡邊は消極的だった。最後はフォークとストレートの両方にタイミングを合わせた為、裾レートの振り遅れた。よく見る光景だった。代打はファーストストライクを仕留めるバッターでなければ結果が出ない。

球数を多く投げる先発投手の涌井から複数得点を取らないと勝てない。後から出て来る投手は球が早くて落ちる球を持っている。中日はライデルを始め、リリーフ投手は質量ともに豊富。これまでは先発投手を打ち崩したから中日に勝ち越している。涌井を崩せなかった時点で苦戦するのは目に見えていた。涌井にたった4安打では勝てるはずがないよ。誰もが打てないんだから、どうしようもない。リーグ下位の中日に勝てないようでは、一体どのチームに勝てると言うのか。

見ていて全く面白くない。点が入らない試合は面白くない。
野手は何をやっても打てないんだから、早出でも居残りでもして、バットをひたすら振れよ。

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