見出し画像

完封リレー T-S8回戦(甲子園)

まずは最初に石井大について書かせて下さい。EARー、すごかったですね。自分のこれまでのMaxの球速を2キロ上回り、154㌔を計測。球速もそうだが、とにかく球の威力が素晴らしかった。村上やサンタナと言ったリーグを代表するスラッガーに対して、真向勝負で一歩も引かない。実に見応えのある、チームに勢いつける投球だった。あの石井の投球で昨日は勝利したと言っても過言でない。

秋田工業高専出身の異色の経歴。そこから、藤川氏が在籍した四国ILの高知から入団した。沖縄キャンプでのインタビュアーも高専出身らしく、物理学を投球に例えて答えていた。タイガースのリリーフ陣は防御率がリーグ唯一の1点台の中で、その中で新たに信頼出来るセットアッパーが生まれたのは素晴らしい。石井はまだ登板機会も少ないので、これからどんどん貢献して欲しいですね。

大山の三遊間のゴロのヒットで先制。あの1点だけだった。先頭打者の連続四球からの先制点だったし、点を取っても、さらに無死一二塁だった。あともう1点は最低でも欲しかったが、渡邊がゲッツーを打ち、前川もセカンドゴロだった。あの場面は、心の底から追加点が欲しかった。

何とかあと1点が欲しかったんですが、取れなかったですね。7,8回は追加点の機会が有った、そこで点が取れないのがもどかしいですね。チームでたった4安打ですからね。打線の不調から抜け出せない。

井上は勿体ないですね。一軍へ上がって来てすぐは、良いスイングだった。足を上げないフォームに変更して、下でかなりの実績を作って来た。だが、鋭いスイングだったのは最初だけだった。今日は1,2打席連続で見逃しの三振。浮き上がってから落ちて来るヤフーレの独特のカーブに苦しんだ。それでも振らないと何も起こらないからね。森下も状態が良くないが、彼はバットが振れるのが良い点。井上は二軍に行くでしょうね。もう余りチャンスはないと思う。

ビーズリーを5回で降板させて、6回から継投に入った。さらにもう1イニングは投げられたと思うし、桐敷を3連投させるのだったら、ビーズリーを続投させてほしかったとも思う。5回に四球を2個与えたので、交代させたとのだろう。

その後は桐敷・石井大・ゲラ・岩崎と完封リレー。ゲラがヒットを1本打たれたが、皆が無四球で逃げ切った。ここがタイガースのブルペンの素晴らしさだ。

明日は頼りになる才木ですから、スカッと勝ちたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?