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前進守備だよ T-E2回戦(甲子園)

8回表、一死三塁は1点もやりたくなかった。岩崎や坂本の気持ちを考えれば、前進守備で1点を防いで欲しかった。セオリーでは通常のポジションだろうが、それでも1点をやらない守備位置を敷いて欲しかった。セオリーなんて、それは変化するものだ。2点差と1点差なら、投手からしたら天地ほど違う。ずっと点が取れなくて苦労している現状を鑑みれば、1点をやらないシフトは私は必然だと考える。とにかく、点が取れないんだから。

状態の良い頃の岩崎なら、塁上を埋めても、ホームに還らせなければいいんだろう、くらいの余裕があった。最終的にゼロに抑えればいいからね。でも、彼も年齢が増え、ましてや昨年は彼に負担を掛け続けていた。今年は出来れば中継ぎで、出来るだけ連投をしないように投げさせてあげればと思っていた。だが、ゲラがファームへ行った今は、彼に頼らざるを得ない状況だ。本当に彼には感謝しかない。だから、8回はセオリー云々は置いといて、1点を防ぐシフトを敷いて欲しかった。前進なら抜けていたかもしれないが、それは結果論。ヒットでもゴロでも1点は1点。

それともう1点。またしても走塁ミスだ。5回裏、一死満塁から森下がバットを折りながらのセンタ-前ヒットを打ったが、二走の中野が三塁で止まっていた。あの当たりで中野がホームに還ってこれないのは有り得ないよ。あの時もう1点が取れなかった時点で、今日も追いつかれると思った。先日も二走の近本が二死からの中野の緩い一二塁間を抜くヒットで還っていなかった。中野や近本がこんな走塁ミスをやっていれば勝てないのは当然だ。他の選手ならともかく、これは酷すぎる走塁だ。

岡田監督もチーム状況が悪くなればミスをする。古い話になるが、星野監督もマジックナンバーが出た後に、チーム状況が悪くなった時は、首をかしげる采配が多かった。北京五輪での代表監督の時の采配もおかしかった。もし今年も独走して優勝したら、岡田監督が神格化されてしまうよ。岡田監督は良い監督だが、手放しで褒められるほどの名将ではない。それが白日の下にさらされただけでもいいんじゃないか。セリーグの他球団もそれほど強くないから、まだまだ楽しめるよ。

もう、負けるだけ負けたらエエやん。どっちみち交流戦の試合は限られている。大竹の勝利が消えたのは、本当に申し訳ないと思うが、仕方がない時もある。そのうち、勝手に相手先発投手が四球を連発して、大量得点する時もあると思う。

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