スキズの曲の好きなところ

スキズの曲の好きなところは、曲ごとに色々な方向のメッセージが込められているところ。
どのメッセージも心に届くリアルさがあること。

スキズに出会った頃、周りで流行っているのは恋愛ソングが多いけど「なんか違うな…」という感じで、恋愛ソングに感情移入できなくなっていた時期でした。
スキズの歌って「ソリクン」とか「神Menu」みたいに自分達がこうしていきたいという決意表明だったり、「FNF」や「Youtiful」みたいに世界中のSTAYに向けたメッセージだったりで、恋愛に限らず、生き方とか世界のこととか色々な方向のメッセージが詰まっているんだなと思いました。
そして、自分達で作詞・作曲やアレンジまでしているというのもあって、メッセージの一つ一つが彼らが実際に感じて誰かに伝えたい、彼ら自身から出てきた言葉なんだと感じられるところ。
それが魅力的だなと思いました。
多分、世界中の老若男女にスキズの曲を聞いてもらったら、誰にもどれか一つは「これわかる…」って言ってもらえる曲があるんじゃないかなと思うくらい、すごくメッセージの種類が幅広くて、イコールそれだけ色々な立場の聞き手を受け入れてくれる気がする。それがスキズの曲の好きなところだし、世界中のSTAYに愛されている理由なんじゃないかと思います。

スキズの曲は歌詞も韓国語、英語、日本語があるので、訳によって少し捉え方が変わるのかもないけれど、私が気に入っているのは「Levanter」の中の「僕には僕が必要で」というフレーズです。
どんな自分でも受け止めるよ、それが自分なんだから、そして自分で歩いていくよという歌詞の裏側で、そうやって自分を受け入れるように、あなたたちも受け入れるよ、一緒に歩いていくよと言ってくれているような気もする歌詞です。

ラップのリズムの良さ、バラードの声の伸びやかさ、ちょっとだけMANIACな歌詞…今度はどんな曲を繰り出してくるのか全くわからなくて、最初「？」と思った曲が聞いていくうちにすごく気に入ったり、気に入らない曲がない、全曲が魅力的というとんでもないアルバムばかり発表し続けているスキズが、もうすぐやってくる次のカムバックでどんな曲を聞かせてくれるのか楽しみで仕方ないです！