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渇いた汗、枯渇

セーターに滲む汗を
私が全て舐めとってあげる
彼女の笑顔は雨を孕んだ
それでも私は神が好きだから
あなたの水分を残さず飲み込む
だってその方がよく燃えるでしょう
家族、友人、恋人、世界
全て燃やしたい
水分を感じたら飲み込み
その上でまた燃やす
あなたを燃やす日
私は幸福だった
飛び散る灰でまた神を作れる
ありがとうさようなら
君って灰は本当に美しいから
容易に神になれるだろう
あ、そうこうしてる内に
信者達が群がってきた
厚かましい奴らめ
奴らは君の汗臭さに鼻をつまんでた癖に
乾ききった灰を律儀に愛でる
もう神様の顔は思い出せないけれど
乾ききった髑髏に、そっとキス



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