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床屋

なじみの床屋がある。
月に一度、日曜日に電車に乗って通う。
一時間かけてだ。
引っ越す前からのなじみの店だ。
なじみといっても、
「どうします?」
「いつものように。」
と短い会話を交わすだけだ。
混んでくると雑になるのが腹立たしい。
あからさまにだ。
なぜこんな店に、20年も通っているのだろう。


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