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移住と生き方

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同じ移住者のひとりとして、気になる移住者(検討中を含む)を取材。暮らし、仕事、家族のありかたなど、その人が大切にしているものに触れながら、これからの生き方を模索するきっかけに。
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#居場所

自分にもできることがある。いまが人生で一番幸せ!(熊本県南阿蘇村地域おこし協力隊/槌田 晴菜さん)

槌田 晴菜さん大阪府堺市出身。尊敬する職場の先輩の知人が南阿蘇村にいたことで縁がつながり、2021年11月着任。「農家にならなくても、農業を学んだり家庭菜園に挑戦したり、『できるかもしれない』を増やしていけたらいいなと思います」。 自然を身近に感じていたい実家と職場を往復し、動物看護師として働いて、いただいた給料をキャンプや旅行の費用に充てる。仕事にはやりがいがあったし、暮らしに大きな不満があったわけでもないのだけれど、強いて言えば「田舎で暮らしたい」という漠然とした憧れ

これが、自分の人生だ。そう胸を張れる自分でいたい(熊本県南阿蘇村地域おこし協力隊/市村 孝広さん)

市村 孝広さん大阪府東大阪市出身。東海大学阿蘇キャンパスで畜産について学び、大手食品加工メーカーに就職。「30歳になったら立ち止まろう」と決めていたとのことで、熊本に帰る道を選んだ。2021年2月着任。2023年6月退任。 初めて手にした居場所「ここは、たくさんの”初めて“をくれた場所」だと、市村孝広さんは言う。カブトムシを採ったり、人の優しさを身近に感じたり、ボランティア活動で幼稚園の子どもたちと接したり。「田舎を感じた」のも初めてのこと。自分が自分でいられる居場所を手