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透明マントを求めて【読書記録】

#5

久々に読書記録書く気がします。年100冊とかいってこのペースは遅すぎなんじゃないかと、、。確かに。でも実際はnoteにしてないだけで色々読んではいます。じゃあなんで書かないかって言うとめんどくなってるのももちろんあるんですが、読んでるのがラノベ(シリーズもの)だったり専門書的なものだったりでなかなか一本にまとめるが難しくて。

さて、本題。
この『透明マントを求めて』という本とは図書館で出会いました。光学関連の本を見てた時に偶然出会いました。正直透明マントにはあんまり興味はないんですが、メタマテリアル関連の話だったり、理論の構造はしっかり説明してくれていたりしたので読んでみました。
とてもとても読みやすく、内容もしっかり詰まっているので思わず声に出して「いい本!」といってしまいました。

ここからはいつも通り、ただ気についたことだけを書き並べる

まずは透明マントとはほぼ関係がないけどへーってなったやつ。

軍産複合体というもの。
具体的には、軍需備品の生産をすることで利益を得てる会社。これは明らかに戦争が利益になることがわかる、一方で荒廃した土地の復興を独占受注するという形で戦争を利益にしている会社もあり、その一例がベクテル社(アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ、起業者:ウォーレン・ベクテル)。
なんだか陰謀論とか絡んで胡散臭い、怪しい感じになるけど確かにこういうのもあるのかと思ったのでいつか詳しく知りたいと思った。

【簡単な歴史(本に書いてあったものだけ)】
零細な土建業者としてスタート
州内の鉄道工事や道路工事を請け負うようになる
1928 ウォーレンが米国ゼネコン連合会長
1930 フーバーダム建設受注
この際の融資源の一つがロックフェラー・グループ
この辺りからアメリカ政財界との結びつき強めて飛躍
中東オイルマネーの利権

ロッキード事件

日本の近代史を勉強していると必ず出てくるこちら、ロッキード事件。昔からなぜこんなに取り上げられるのだろうかと少し疑問だった。なんで賄賂してたか理由も知らなかったし。その疑問がまさかこんな形で解決されるとは思わなかった。(ちなみに本筋とは全く関係ない)

なぜロッキード社は賄賂?
1969 マクドネル・ダグラス社の民間旅客機DC-10に対して、ロッキードはトライスターと呼ばれる機体を開発、しかしロッキードはヨーロッパでの市場を得るためエンジンにロールスロイスと提携、がロールスロイス倒産
そして損失は20億ドル
この際売り込むために各国に賄賂

ということ。

最後はキーワードメモ

現代透明マントの創始者
ジョン・ペンドリー

これはとてもいい本

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