ヒトは元気に生き抜くためにあるく

ヒトが生物として保存され続けるには(生きぬいていくには)

「移動」「補食」「生殖」が必要といわれます。

今回はまず移動についてお話しします。

よく私がウォーキングセミナーやウォーキングセッションの時にお話することがあります。

あなたが普段朝起きて目を覚ましたとき、ご飯があるもしくはコンビニで買って食べられますが自然界でそんなことはありませんね。

サバンナに冷蔵庫もコンビニもありませんから、起きたと同時に敵から餌にならないように逃げるか、生きるため、餌を探し、食べなければエネルギーは枯渇して生きていけません。

そして相手を探し、種を残したどり着いて種を保存していかなければその種は絶えてしまいます。

ですから生き残るためにまず必要なことが「移動」能だと思えませんか?

「歩く」という移動方法を続けることは
単に移動手段ではなく、生き抜くための目的行動と私は思っています。

それと同時に「 二足直立歩行」を続ける事は、一見不安定な二足で歩く事で
二足直立で動きやすい体になっていくための回復行動でもあると言えます。

ちょうど自転車を乗れるように練習する人は何度も練習して乗れるようになりますね。
実は私達も子供の時に歩き始めてから何度も歩いて歩けるようになります。
ある方が仰っていました。
歩くのは接地の仕方を学び転ばないように練習しているんだと。

歩くとこんなことが変わってきます。

膝や腰が痛いのがなくなり歩けるようになる

産後の骨盤が歩いて元に戻っていく。

疲れやすい人が疲れにくくなる。

やる気がわいてくる。

あがり症やパニックを起こしやすい子が落ち着きを取り戻す

わたしはこの20年患者さん(6歳から87歳)とマンツーマンで歩き続け、ある事に気づきました。

しっかり歩くと硬くなった筋肉と錆びついた関節に潤滑油がゆっくり行き渡り、動きがスムーズになります。

様々な年齢や性別、症状を持つ方とマンツーマンで歩いてきたからこそ
より体がより自然な元気になること歩く事で勝ち得ていくのをよくしっています。

現在でもその「歩法」をお伝えしています。
疲れて体が言うことをきかない
休みの日も何もしたくない

毎日の疲れは何も仕事や生活のせいだけではありません。

体と心を強くする
杖をつこうが立って歩けなくても方法はあります。容易な事でない時もあります。
でも生きる為にやり通す方もいます。

体を芯からつくり直して元気に歩き方を実践して元気な心と体作りをしていくことをオススメしています。

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