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右脚のかかとをみる

ヴァリアスの「片隅」が無事終演しました。観に来ていただいた皆様。ありがとうございました。ソロ活動が主軸になってきている中で、グループ作品にダンサーとして参加する貴重な機会なのだな…としみじみ感じた公演でした。振付をいただく有り難さ…

吉沢さんは今回は作品をどう作るかはじめから決めていたようでかなり早い段階で振付があがりました。いつもより深く振付に取り組めるように早めにあげてくれたという意味もあるのだと思います。

いただいた椅子の振付

"右のかかとがすべり崩れてもどる"  

"右脚のかかとをみる"

右脚のかかとをたくさん観た日々でした。右脚のかかとすべりからのカクッ…前からわかっていたようにやらない、カクっとして最後のポーズになるように見えないよう、今この時瞬間に初めて起こったように行うというのは、身体と脳を誤魔化してわざと準備しない身体でやらねばならずこれが飛ぶより走るより回転するよりが身体にキテキテキテ…無事終わってほっとしました。

カクッとなるタイミングはお任せされているのですが、今までタイミングを測るのがメチャ苦手だったのですが今回は自分のどこかが「いまだ!」と言ってくれました。

初めての感覚で面白かったです。

かかとお疲れ様でした^_^

写真 中村浩