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ホワイト・クロウ

スキマでインプット大作戦決行中につきルドルフ・ヌレエフの映画を観てきました!

ヌレエフのバレエは…実はあまりじっくりと沢山動画を見てきてないのですが…なんてゆーかな…すっごく頑張って踊っている人というイメージ。王子よりは…ペトルーシュカとか"月に憑かれたピエロ"とか似合っていると思う。歪んだ欲求とか焦がれるけど報われなくて何箇所か折れ曲がりながらぎゅーっとこちらに攻めてくる感じが彼特有のものなのかなと思うのです。個人的な感想ですけど。

この映画がいいなと思うのは彼を一人のダンサーとしてリアルにさらっと描いていること。現在と並行して2個の時間軸が絶妙に入り混じり説明的になり過ぎず過去を踏まえて何故今彼がこうなっているかを理解できる。ガールフレンドのクララの女優さんが、冷静で知的で行動力があってすごく素敵🤭憧れる!

師であるプーキシンがヌレエフに自身の感想を言ってくれと請われていった言葉がすごく印象的で…ちゃんと覚えてないのですが

君は頭がいいから考えるんだ。テクニックは理論的に考えれば上達できる。テクニックとはあくまで手段に過ぎない。「なぜ人は踊るのか?」その答えは「物語」にある。「どんな物語を語りたいのか」

最近は一人で考えて一人で踊る事が多くこの場で状況でどのように踊るべきか?自問自答を繰り返しています。

すぐ答えが出る事ではないけど大切に考えていこうと思うのです。

物語。

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