岩名雅記さんの「息子との別れ」・神ひろし『神パ』で自由に羽ばたきます!

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夢うつつに携帯でFacebookを見ると・・・病魔と闘っておられる世界的舞踏家の岩名雅記さんがの日記「息子との別れ」が目に入りました。
励ますことも、祈る事も、何気に偽善に思い、何も書かなかったのですが、今日ははじめて書き込みました。
死を覚悟しての「息子とのお別れ」は、心に強く刺さります。
本日、神ひろし、「自由に踊り唄います!」

神ひろし記:
素晴らしい舞踊人生を歩んでこられた岩名雅記さん。
『そして自由な人間であること』ー雅記さんの生き様が、この一言で伝わって来ます。僕はあなたを忘れません。
出会いに感謝。』

岩名雅記さんの本日の全文:
<息子とのお別れ>
午後一時に自宅の病室に来てもらったが、
息子は病室の土間を上がらない。
もうすでに予感していたのか、息子との間に3mの距離がある。
構わず、「もうこれからは会えなくなるんだよ。でも必ず見守っているからネ」と切り出した。
お母さんを大切にすること、金持ちになってもいいけれど必ず弱い立場の人たちの側に立つこと、そして自由な人間であること。この三つをお父さんから息子への希望として伝えた。こりゃ難しいわ、特に3番目は大人だって難しい。連れ合いが申し合わせたように僕が言ったことを息子にわかりやすく伝える。
でも息子はわかったんだろうな、途中から涙が弾けだすようによく見える。僕もおもわず嗚咽して沈黙。妻は気丈に僕らを見守る。
それから息子は自分の部屋に戻り、ひとり泣いたんだろうな。僕もひとりベッドで泣いた。小さな義務を果たすことが出来た淡い快感が残った。
【岩名雅記 プロフィール】
1975年、30歳にして単独でソロ舞踊を開始。当初は「名付けようのない身体行為」と自称、指圧やヨガ教師として生計を立てながら、1984年までに全裸、不動、垂立という従来の舞踊概念を破る『非舞踊(アンチダンスならぬノンダンス)』の実験的ソロ・パフォーマンスを150回以上にわたって展開する。1983年には仏アビニョン・シャルトレーズ国際演劇祭に上杉貢代、山田せつ子、吉田光雄らと公式招待され、全裸、無音で50分間踊った『蓮の国』が高い評価を受ける。
1985年東京馬込に舞踏研究所 白踏館(はくとうかん)を開設するも1988年秋にパリに移住。

◉神ひろしFacebook:https://www.facebook.com/dancerhiro
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【記事】
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