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5月号(№234)編集後記

あまちゃんの再放送が始まりましたね。久しぶりに観ると、「そうそう、このシーンあったな」とか、「え~実はアノ人がエキストラで出てたんだ」みたいな新しい発見も。何回も観て知っているはずなのに、アキちゃんの「おら、東京さ帰りたくねぇ!」でじんわり来ちゃってる自分がいます。

10年前によく聞かれたのが、あまちゃんが家族のコミュニケーションツールになった、という話です。親子で話せる共通の話題として作品が親しまれ、食卓で会話のきっかけになることが全国の家庭であったそうです。

あの当時、熱心に観ていた世代が年齢を重ね、感情移入する対象がアキから春子、春子から夏へと変わったりすることも。この10年で子や孫を授かった人、首都圏から地元に帰った人、環境や心境の変化によってまったく違う視点で作品に向き合うことができるのではないでしょうか。

秋にはあまちゃん10周年を記念した大友良英スペシャルビッグバンドとのんさんによるコンサートが決定。再放送が佳境を迎える絶妙なタイミングで行われるコンサートが今から楽しみです。

久慈地域では、コンサートの他にも10周年にちなんだ様々な企画が展開されています。AMAzingな取り組みの数々にぜひご注目ください。

先日オープンした「道の駅いわて北三陸」の話題は来月号でたっぷりとご紹介します。

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