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6年という時間

60からの人生と、よくも考えないで始めたカフェ
危なげな道を歩いてきて、6年。趣味でしてるんでしょう?の言葉は飽きるほど聞いてきた。
そしてどちらの人?もよく言われた言葉の一つ。
毎回流れものなんです。と答えるとその先は聞いてこない。
それでもただひたすらに、美味しいものを届けたいの気持ちでやってきた。6年の歳月、あみの目の様な人の繋がりが広がり出した。
言葉を変えれば、人が知ってくれるのに、6年がかかったということかもしれない。
最近はとても似た様な方達がやってくる様になった。そして初めての人も常連さんと前から友達だった様に話して笑い合う。そしてその方もまた、友達を連れてきてくれてまた、輪が広がっている。
孤独、ひとりぼっち、劣等感を丸抱えで来る子、
やっとこの木の扉を開けられて入ってきた子もいる。
抱きしめてあげたいと思うこともある。
そんなに人は変わらない。そんなにすごい人もいない。みんなほどほどに頑張ってるだけ。

大丈夫!美味しい心にまで届くお料理食べれば元気が出るよ。

いつまでできるか分からない。
時折旅に出てしまいたいと思うこともある。
やり切ったと思うまで、私の人生中々頑張ってきたじゃないと思うまで、もう少しやってみるかな!

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