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デッドプール&ウルヴァリン感想【ネタバレあり】

『デッドプール&ウルヴァリン』を観てきたので感想を書きます
表題通りネタバレありなので気にする人は気にしてね

最寄りの映画館で可能な限り早く観てきましたが、最近のアメコミ映画と比較するとかなり客席に人がいましたね
俺ちゃん大人気すぎる

率直な感想は
「俺…アメコミ映画のオタクやっててよかった…」

スパイダーマンNWHでSONYのスパイダーマン全部見ろとなりましたが、
今回はX-MEN全部とファンタスティック・フォー(古い方)とブレイド(非20世紀FOX)とデアデビル(ベン・アフレックの)とあとエレクトラとついでにドラマロキ全部見ろになりました

てっきりデッドプール2のラストで過去改変しまくったのでTVAに怒られるのかと思ってたらそれは関係ないとハッキリ…
エンドゲームとタイムトラベル理論が全然違うこともどう理屈付けするんだろと思いましたがそこは豪快に無視でしたね

メインは制作が頓挫したりシリーズが振るわず打ち切られた作品のキャラが送られる虚無空間の話
制作会社に捨てられたキャラ達の寄り合い…マーベル版『エピックミッキー』、もしくは『キャプテンレインボー』だこれ…

虚無空間突入後さっそくサプライズゲストが登場
おぉ、まさかあなたが出てくれるとは……キャプt
「発火!!」
そっちかい!!
吹き替えだと中村悠一じゃなくて神奈延年なのでちょっとわかっちゃいましたけどね
ヒューマントーチvsパイロという豪華なんだかそうでもないんだかわからない対戦カードも熱い

ここからお、お前は~! お前も~! お前もか~~!! の連続

古い方のセイバートゥース! トード! デスストライク! 古い方のジャガーノート!
懐かしすぎる…同窓会だ…
このジャガーノートはすぐ少女に負けますね
あとところどころで存在感出してるアザゼルがよかったです

さらにエレクトラ! ガンビット! ブレイド! X-23! の大登場
このキャラ達「虚無に送られた」って設定に説得力がありすぎる

ガンビット…単独映画の企画があったりなくなったりで結局こんなところに捨てられて…
何言ってんのかわかんないけど…こんな訛ってるキャラだったんだこいつ…

ブレイド一応MCUで予定あるだろ!? と思いましたがMCUでは役者代えるって示唆なんですかね…

カサンドラに殺された面子がパニッシャー、クイックシルバー、デアデビルなどと上手いこと(どのだろう…)ってなるのが笑えました

「パニッシャー5人ぐらいいる」
映画が3人とドラマで1人はわかりますがまだいましたっけ…

あとこれは自信ないですが敵の軍団の中にいた赤白シマシマシャツの巨漢はパニッシャー(2作目)のロシア人…?
だとしたら渋すぎるキャラ選だ…

作品のテーマはデッドプール1、2と通じて『ヒーローになれない落ちこぼれが結果的にスーパーヒーローになる』で一貫してるのがいいですね
今回はそこにさらに"ヒーローになれなかったウルヴァリン"を出して泣かせに来るのがずるい

満を持して…本当に満を持してのウルヴァリンマスクオン…ここまで来るのに24年かかった…
そこからさらにあのガニ股ジャンプ! くぅ~これこれ!

実写だけでなく原作コミックのネタも満載で、冒頭の並行世界ウルヴァリン旅行も終盤のデップー軍団総進撃も全員に元ネタあるんだろうなぁ~とは思いますがさすがに全部は理解し切れませんでした…
ただデップー最初の邦訳コミック『マーク・ウィズ・ア・マウス』を読んでたおかげでレディプールとヘッドプールとあとなんか西部劇のやつはわかって楽しかったです

ヘンリー・カヴィルのウルヴァリンは本当にネタわかんなくて「?」となりましたが元はネットの噂とは…

ナイスプール(cv子安)はアニメ版と言ってましたがcv子安のデップーというとディスクウォーズぐらい…?
顔がイケメンのまま→ヒーリングファクター無いは上手い仕込みでしたね

エンドロールでX-MENやF4のメイキング流すのはじーんと来るにくい演出でした
墓標だ…この映画は20世紀FOXの墓標…

まさに予想を裏切りまくり期待は裏切らない最高のエンタメヒーローハチャメチャグロコメディ映画でした
観よう! 『デッドプール&ウルヴァリン』!!

P.S
なんでゴーストライダーのネタないんですか…
20世紀FOXじゃないけどブレイドもそうだし…
ニコラス・ケイジ連れてきて…

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